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前にも書いたのだが、日本の国民が飢えるという事は理屈の上ではおかしいのだろうと思う。
日本の貿易は黒字であり、GDPは基本的に伸びている。
富の再分配が正常であり限りは、全ての国民の生活は右肩上がりになるのが道理である。
これは、ニートとか生活弱者の存在があっても関係なく、日本の総体での事である。
成長を続けている。収支の伸びている家計の家庭では基本的に家族全員の生活水準は良くなるはずなのである。
それが巧くいかないのは、誰かに富の集中があり、再分配が失敗していると云うことである。
家庭で考えれば、父ちゃんが飲み屋で飲んでしまうというような場合が考えられる。
成長する経済を持っている国において、貧困層が拡大するのは間違いなく「失政」であり、その罪は「行政」とくに「財務」にあると言えるだろう。
おそらくは、一部の「金の亡者」が経済を歪めている。
金を使うために貯めているのではなく、一番の金持ちになるために「金を集めている」という一種のコレクターであり餓鬼道に陥っている一種の病気(精神性疾患)である。
ここは「治療を必要」とする。
精神性の患者は「隔離を原則」とし、財産は没収するのも一つの考え方である。
それとは別に「将来不安が必要以上の貯蓄をする心理状態があり、そこに流動すべき通貨が澱む」という部分もあるだろう。
中流家庭の過度の貯蓄である。
これも失政の一つの現れである。雇用不安・将来不安・老後不安といった「予測の難しい部分が不安なら、過度の貯蓄で対抗するしかないのが、政府が弱者福祉を後退させている自己責任国家での方向」になる。
いずれにしても、責任は政府にあり、改善義務は政府に発生する。
しかし、政府は「バカの集まり」であるから、期待するのは困難である。
次善の改善方法としては「今の与党に勝たせてはいけない」と有権者が悟るしかないのだろう。