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(回答先: Re: 史上これほど地方がシャッター街だらけで実感のない景気回復はない 投稿者 パルタ 日時 2006 年 12 月 11 日 12:00:44)
「怒りの葡萄」(ジョン・スタインベック)は、彼が<怒れる若者>だった頃の作品で、映画(ジョン・フォード監督、ヘンリーフォンダ主演)にもなってます。
阿片切れ対策に「我が谷は緑なりき」と一緒に借りてきて、まだ見てません。と言っても、いままで10回は見てますけどね。
名画は、見るたびに新しいことに気がつくように思います。
ストーリーは、1930年代に亜米利加中西部に起こった砂嵐による農地破壊で土地を失った農民一家が、東部への供給による好景気で労働力不足をきたした西海岸に移住しての苦労話です。
現代ニポンでなぜ労働力が移動するのか、なぜフリーターが立ち上がれないのかなど、そういう視点で見れば、当時と変らないということ、すなわち本質は変らないということが見えると思います。
これ↑、あっしらさん的視点でしょうけどね。
小生は、映画では切られている農地の破壊(→砂漠化)のほうが、興味津々ですけど。
なぜ好況と言われながら、シャッター街が増えていくのかなんてのも、意識しながら見れば、その時代から現れている構造であろうかと思います。
好況と不況の並存でありましょうね。でもって、今の政策は、それを解決すべき手法を打ち出せない。