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(回答先: 労働者に対して、不満があるなら社内で愚痴を言えばよい、組合は作るなと? 投稿者 竹中半兵衛 日時 2006 年 12 月 10 日 08:52:18)
>竹中半兵衛さん どうもです。
どうも、視点的にKとは違っている部分が多いと云う気がします。
「愚痴を言おう」を誤解されているようですから「文句を言おう」と「自己主張しよう」でも良いのですが、誰も「酒場で愚痴っていれば問題解決する」とは思ってはいません。
自分の不満は「雇用者に自分の言葉として伝えよう」という意味です。
ですから「愚痴」という表現を捉えての問題提起部分の多くは「揚げ足取り」的な印象を受ける事になります。
まずは「表現方法」と云う部分を捉えてください。
「一般論であり、具体性に欠けている。」という意見と「公務員労働者は楽」という意見もあるようですがKは今までにできるだけ具体例を上げているでしょう。
例えば「黙っていられるかい」
http://www.h7.dion.ne.jp/~karousi/
郵政職員の「過労死・過労自殺の現状」や「仕事中のケガの意図的な過少報告」などを載せていますが、Kは「郵政は日本の縮図」として、何度も紹介しています。
他にも様々な具体例を引用し「今、日本で起こっている、労働者の不利益の実態」は紹介してきています。多分ですが、ニート問題を阿修羅で最初に問題視したのもKでしょうし、ワーキングプア問題もKが紹介したのが先駆けでしょう。
「大阪のタクシー戦争」とか「地方での救急医療の撤退」とか「大学病院の医師の労働条件の理不尽」などもKは率先して取り上げてきました。
もちろん十分ではない可能性もありますが、これ以上なにを「具体的に説明しろ」と云うのでしょうか?
まずは「Kに求める前に竹中半兵衛さんが、自らお手本を示してください」
もう一つ、竹中さんの「目指すべき社会」と「そこに到達する方法論」を、まず示して下さい。
武力革命の蜂起に賛成なのか?
ブルジョアの「生存権は認めない」のか?
といった部分です。
>【「表面化しない労働者の不利益」とはなにか?(これが知りたいのだす)。その歴史も語らない。】
歴史を語る必要はないだろうと思っています。少なくとも「過去の歴史の中には理想の体制は無かった」と認識しています。
大事なのは「これから、どうするのか?」であり、歴史は参考にはしますが、これから先に大切なのは「創造力」でしょう。と主張しています。
「表面化しない不利益」とは、Kが色々と紹介してきた「労働者の不利益すらも、氷山の一角であり、多くの不利益が泣き寝入りか、隠蔽されていて、表面化していない」という部分です。
労働組合でも「過労自殺を遺族と共に問題視する」のには及び腰でしょう。
労働組合だって「企業と癒着している」という部分が多いのだろうと思っています。
例えば、郵政ユニオンの「伝送便」
http://densobin.ubin-net.jp/
で、紹介されている事は「郵政公社の既存組合では、組合員にも周知されていない」と言う事です。
多分ですが、この辺は「労組の支持政治団体(具体的には民主党)」の方針と組合の方針に問題点があるのでしょうが、組合の都合で「組合員に組合員の不利益の実態が知らされない」のなら「既存の組合に価値はない」のだろうと思います。
多分ですが「これからは、愚痴を公表するなかから、同様の不満を有する者達が新たな労働運動を創造していくしかない」という気がしています。
思想団体が作り出す運動をするのではなく「自らの生存権の主張」が原点になるべきではないか?と思うのです。
なお
>【官公庁の労働者(公務員)の場合はそれなりの職域における労使関係が明確に協約化されてるから、ノルマ制は導入されてねすい】
と云うのは、少なくとも郵政では間違いでしょう。
http://money4.2ch.net/nenga/subback.html
の2ちゃんねる「郵政スレッド」を少し読めば「ノルマ」が「メンタル破壊」まで行っているのは確かで、それは「民営化決定前」からです。
>【議会での「野党」の勝利ば夢想されてる、その「野党」の母体が労働組合だべすい。ほかの未組織労働者はどこの組合さも属さねえから、そういう人たつが「浮動票」っつわれて、民主党内右派や自公票へと流れてゆぐんではねですか?】
Kは逆だと思っています。腐りきった労働組合に頼った選挙だから負けているのでしょう。今の組合員は「労働組合が書けと言ったって、労働組合が命令してくるのなら書かない」くらいなものでしょう。
「浮動票」が自公に流れるのは「勝ち馬に乗る」という部分が大きいと思っています。
「周りと同じ行動をするのが一番の保身になる」と身に染み付いてしまっているのです。
Kに言わせれば「このままでは、みんなで仲良く、地獄行き」でも「皆と同じ行動をするのか?」と云うところですが、Kの「憑き物落としの呪文」よりも強力に「自分の主観に基づく、習性の方が正しい」と身に付いてしまっていますから、Kには落とせないようです。
後は、互いが「不満を言い合って」(何処が不満なのかを言語変換する事によって、問題の本質を見極められるようになり
その中で「どうしたら不満がなくなるのか?」を「自分で悟って」
その上で「自公に勝たせてはいけない」と気が付くしかないのだろうとも思っています。
その先に訪れる社会は「Kの求める社会」とは違うかもしれませんが、国民の全ての人が「自分の考えによって選択した社会」であるなら、それはそれで仕方がないでしょうし、国民が誰にも先導される事無くに「武力革命」を選択するならば、それも一つの結論でしょう。
一つ勘違いして欲しくないのは「Kは憑き物落としの呪い士」と前から宣言しています。
Kが示すのは「一つの考え方」であり、それは「常識・思い込み」という憑き物に対して発せられています。
Kには「人々をどこかに誘導しよう」という考えはありません。
それはKは「自分の描く社会をベスト」とは思っていない(自信がない)からです。
選択するのは「国民の民主的手法の中での選択」に委ねるべきだろうと考えています。
しかし、残念ながら、今の現状は「国民の自由な選択権に歪みがある」というのがKの考え方です。
ですから、憑き物の落ちた「自分の意見を言える人」を多くしようと思っています。