★阿修羅♪ > 雑談専用21 > 354.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
日本の處方箋 序章六
『トラウマにかからなかつたヤクザ』
敗戰後、大日本帝國憲法が紙屑にも成らなかつた時、戰勝國人でない日本人以外の人を
「三國人」と呼んだ(詰り「三國人」とは差別語ではなく特權語だつた)。無法に暴れまく
る三國人になす術も無く、日本の庶民が三國人の無法にさらされて苦しんでゐたので、地
域の警察の長は「ヤクザ」に頭を下げて庶民の保護を頼んだ。ヤクザは其れに快く応じて
身を盾にして庶民を守つた。然し其の同じ時期に、警察廳のトップ達はマスコミと共に、
GHQの命じるまま、媚びるが如く、同じ日本人を「戰犯」の名で執拗に追ひ囘し、摘發に
協力してゐた。其の二面性の恥は、取り締まるべきヤクザ豫備軍(俺のやうな愚聯隊)を何
十年も野放しにした儘、意図的にヤクザと愚聯隊を混同させて、庶民の顰蹙や嫌惡感を起
こさせ、御用マスコミを操作して「暴對法」を成立させた。恩を仇で返す汚い手口だ。
日本人の傳統的な常識で「ヤクザ」は暴力團ではないと感じ取つてきた、我々の大先輩
の戸松慶議氏を始めとして、愛國運動に關與した方々の中では、誰一人として「ヤクザ」
を暴力團とはしてゐない。
敗戰後日本の警察廳は今に至るまで一貫して亞米利加の指示を受けて來た事は、多くの
證言があるが、先頃新聞でも證明された。9.11テロ後の危機管理指示が、亞米利加合衆
國大使館より政府を通さずに直接警察廳に行つた事だ。記事扱ひも小さく、問題提起も無
かつたので見落とした人も多かつたかもしれないが、亞米利加の指示は危機管理のみなら
ず、昨年の郵政民營化も亞米利加の要望書に添つて行はれた事が明らかに成つてゐる。日
本人の血税で亞米利加の政策に唯々諾々と從つてゐるエリート賣國集團を正さねば、日本
は本當に亞米利加の一州に成つたはうがずつとマシだ。
靖國問題の元も亞米利加だ。其れを特に右派の多くは政治家を、靖國に參拜したからと
か靖國肯定だからとかの、上邊の單純な理由で支持不支持・好感嫌惡感を決めてゐる聯中
が多いが、此の單純さこそが亞米利加の路線に從つてゐる事で、いつまでたつても靖國問
題が解決しないと云ふことにそろそろ目が覺まさうではないか ! !
歴史に「若しも」「だつたら」は許されない。然し學ぶことは出來る。東京裁判と云
ふ復讐劇を、GHQは最大限利用して原爆のトラウマ(亞米利加の醫學博士の學説)と云ふ病
人状態の日本人を洗腦した。トラウマは治癒には死ぬまでかかるほど長期間要すると云ふ
。詰り我々日本人は戰後六十年を過ぎた今も、基本的にはトラウマを引きずつてゐる状態
の半病人だと自覺したはうが、日本の建て直しの處方箋は受け入れられやすいだらう。俺
が何度も言つてゐる「ヘドロの上にビルは立たぬ」のヘドロとはトラウマ状態半病人を云
ふ。病氣を自覺して治療しなければいつまでたつても亞米利加の言ひなりのままに操作さ
れてしまふと云ふことだ。
附記 特筆すべきは、其の對三國人對策の時、ヤクザの中の在日三國人は同胞に對して率
先して其の非を諫めた事だ。
肥やしのウルフ爺さん(平成18年11月21日)
THE LONE WOLF ::: 孤狼・石井一昌
11/24 日本の処方箋 序章六
「トラウマにかからなかったヤクザ」
http://www.ishiikazumasa.com/roaring/2006/11242006.html
をはり