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(回答先: Re:私の定義では自己の労働による収入なしに生存できない者 投稿者 パルタ 日時 2006 年 12 月 06 日 15:07:59)
パルタさん>
小生は、<商社マンや銀行員、中央官庁公務員(政策推進者)は労働者ですか?>と聞いているのです。具体的にお答えください。
全体的にでも、個別的にでも、具体的存在への対策(このケースでは、「分類」)が出来なければ、その思想は妄念とまではいかないでも、宗教でありましょうね。
そういう意味で、失礼ながら、貴殿は考察者K「ト」一派と同様でしょうね。
定義を自分の都合のよいように弄繰り回すことがカルト宗教への途です
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プロレタリアートは、マルクスがブルジョアジーと対置される概念として提起した<概念>であり、貴殿のいふ「自己の労働による収入なしに生存できない者」とは違います。
マルクス主義が輸入されたときに「労働者」と翻訳されたというか、誤用されたのでしょうね。
プロレタリアートは、正しくは「無産階級」といふべきでしょう。
まさちゃん氏の下記投稿(*)に示されているように、世界的規模で見れば、日本の労働者の多くは「有産階級」なのであります。
そういう現状を無視して、百年以上前のイングランドの労働者が置かれた現状の分析を当てはめようとすることが、反動とまでは言わないが、<保守>的思考ではないでしょうかね。
(*)世界人口の1%、富の4割占有=個人資産平均は日本首位−国連大学 - まさちゃん 2006/12/06 11:27:04 (1)
http://www.asyura2.com/0610/idletalk21/msg/315.html
<参考>
プロレタリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プロレタリアとは、マルクス主義の用語で、生産手段を私有しない者を指す。生産手段を私有する者に雇用されなければ、収入を得られない。労働者階級。無産階級。プロレタリアート。
世界恐慌以後の財政政策で、新中間層が台頭し、カール・マルクスが予言した両極分解は出現しなかった。 しかし、プロレタリア内部で階層分化が進み、大企業で事務職に従事するホワイトカラーは、プロレタリアでありながらブルジョアに近い生活を享受し、社会主義には無関心である。
一方では工場などで労働力を切り売りする伝統的なプロレタリアや、日雇いのルンペンプロレタリアートも存在する。ミハイル・バクーニンが、最底辺のルンペンプロレタリアートこそ革命的であると主張したのに対して、フリードリヒ・エンゲルスは、ルンペンプロレタリアートは煽動に乗りやすく、反革命の温床になると述べている。しかし、20世紀のマルクス主義者は、バクーニンと同じ立場に立っている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2