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ブルジョワジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ブルジョワジー(仏:Bourgeoisie)とは市民革命における革命の推進主体となった都市における裕福な商工業者の事。短くブルジョワとも。後に共産主義思想の下で産業資本家を指す言葉に転化し、共産主義者の下では一種の蔑称としても用いられた。
目次 [非表示]
1 中世のブルジョワジー
2 近世のブルジョワジー
3 産業革命以降のブルジョワジー
4 関連項目
[編集] 中世のブルジョワジー
古代から中世にかけての経済的な低迷が終わると中世都市に商工業を生業とするものが集まり始めた。フランス語ではこうした都市の商工業者をさして「ブルジョワジー」と呼んだ。これがブルジョワジーのもともとの意味である。原語はドイツ語のブルク(Burg,城塞、城)から来る。
[編集] 近世のブルジョワジー
近世になると大航海時代の幕開けにより港湾都市では交易によって富を蓄積する者が現れ始めた。又絶対主義の時代には中央集権化により特に首都が経済的な中心となりここにも富を蓄積するものが現れ始めた。又近世における「重商政策」は彼らの成長を積極的に後押しした。彼らが市民革命前夜における「ブルジョワジー」である。当時の権力主体であった貴族階級、聖職者と都市の労働者、民衆、農民との間に位置付けられる、都市の裕福な商人を指してブルジョワジーというようになった。
ここでブルジョワジーと呼ばれた人々は、市民革命の主体となり、それまでの貴族や聖職者が主体であった体制を革命によって転覆させた。そのため市民革命をさして「ブルジョワ革命」とも言う。この場合の「市民」とは「ブルジョワジー」のことで現在の「市民」と言う概念とは異なっている。現在の「市民」と言う概念に近い言葉としてシトワイヤン(Citoyan)があった。
[編集] 産業革命以降のブルジョワジー
市民革命によって政治的な参加権を得たブルジョワジーの中には同時に進行していた産業革命と結びついて「産業資本家」になる者が現れた。これによってブルジョワジーは 19世紀中頃から資産階級を指す言葉として転化した。とくに共産主義の立場に立つものはこの傾向が強く、共産主義国家の中国ではブルジョワジーを「資産階級」と訳している。彼ら共産主義者から見た場合、打倒するべき対象となり、「ブルジョワジー」、「ブルジョワ」、「ブルジョワ階級」と言う言葉そのものが彼らにとっては蔑称となり、物理的に排除すべき対象となった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A2
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<付録;考察者Kの考察>
考察者K『ト』君は、上記程度の知識もなくて、下記のような発言をするのである。
>ブルジョワジーの生存権を認めない社会は暗黒の社会になるでしょう。>竹中半兵衛さんへ - 考察者K 2006/11/29 23:00:15 (7)
もし仮に、都市の商工業者(中世のブルジョワジー)に生存権がなかろうとも、田舎の商工業者、すなわち地域に密着したブルジョアジーがいるのだし、彼らが栄えるのだから、暗黒社会にはならない。
都市の裕福な商人(近世のブルジョワジー)に生存権がなくても、暗黒社会にはならないだろう。
資産階級(産業革命以降のブルジョワジー)に生存権がなくても、現に資産家階級のいない国々や地域、社会構造として資産家階級を生み出さない国地域など(cf;カリブ海諸国、太平洋諸国等)があるのだから、ストレートに「ブルジョアの生存権のない社会は暗黒社会」とは言えない。
かように、いくらでも例外のあるものを、一つの価値観が正しいかのように誘導操作していくのが、ある社会の特有の手法なのである。
結論として、考察者K『ト』君はブルジョアジーが生存し跋扈している社会の有識者(ブルジョア層自身や、その代理人(キリスト坊主など))の意向を、おそらくは意図的に喧伝しているのである。
キリスト坊主を殺すと地獄に落ちるとかの宣伝と同じですな。
先に、彼らの結論と、その結論への誘導策が出来ているものを、さも検討事項のように相手に投げかけるのは、ハクジン一神教の特有の手口だとも言えます。