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ラモンさんの日記 全体に公開
2007年01月14日
23:49 社会主義って・・・
■ベネズエラ大統領、全エネルギー産業を国有化へ(読売新聞 - 01月14日 21:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=144094&media_id=20
これって、今支持していいのかどうか、なんともいえない
んだ。昔だったら問答無用で支持していただろうが・・・
だが、「社会主義」に期待がもてた時代は1980年代で
終わったというのが一般的な見方であり、私もそう思う。
しかし、「格差社会」だの「ワーキングプア」だの様々な
問題がでてくると、社会主義もまだ”有効”なのかな
と期待してみたくなるかも。
とりあえず「やってみれば」と思うけど、他の南米諸国に
「左傾化」が拡大するのをみていると、20世紀のユーラシア
大陸での”実験”を、今世紀には南米大陸に場所を移して
再開したというだけで、悲惨な結果をもたらすかもしれないが・・・
2007年01月15日
13:41
キンゴ.バァ
ラモンさんらしく、スケールの大きな日記ですね。
拝見していていろいろ疑問が浮かんできます。
例えば、チャベスを筆頭にした南米の「左傾化」は
「社会主義」と定義するのが妥当か? とか、
そもそも今「社会主義」とは何か?
「共産主義」とどう違うのか? とか……
カール・マルクスからニコライ・レーニンへの過程で
「共産主義」は少なからず変質しているはずですし、
ましてそこからスターリンや毛沢東に至ると
全く違うものと言えるほどに変質しています。
カストロやチャベスや(ネパールの)プラチャンダが
どの時点での「共産主義」「社会主義」に戻ろうとしてるのか?
そもそも「戻る」つもりなど無いのか?
ひょっとすると
彼らは独自に「共産党宣言」や「資本論」の原点を
それぞれの地域で血肉化しようとしてるのかも。
少なくとも
≪20世紀のユーラシア 大陸での”実験”≫を
なぞろうとしているのではないことは確かでしょう。
格差社会やワーキング・プアの現実があっても
日本には
カストロやチャベスのようなカリスマはなく
レーニンが描いた意味での「前衛政党(ボルシェヴィキ)」もありません。
搾取される人たちの暗いマグマは
石川啄木が
「長き議論の果てに≪ヴ・ナロード!≫と叫ぶ者なし」
(ヴ・ナロード=民衆の中へ!)
と詠んだように
地下にたまっているのかも知れません。
南アメリカの次に
アフリカではどんなことが起こるのでしょう?