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▼能面灯籠
東京から上越に転勤してきた会社員のAさんが、同僚から家に招待された。
電話で「ノーメンドーローを過ぎて、○○を曲がって…」と説明されメモしたが、気味が悪そうな
言葉が気になった。
Aさんは語感から推察し「能面灯籠」だと思った。辞書には「能面」しかないので、伝統芸能だと考えたのだ。
同僚宅に向かう途中、それらしきものを探すが、回りは一面田んぼ。「農免道路」だとは、想像もできなかったとか。
農業用機械は道路を走らないのに、燃料に含まれる税金を負担している。「農免道路」とは、揮発油税分を免税する代わりに作った道路の略称である。
http://www.jjp.co.jp/kotoba/akumadic.html
<コメント>
ガソリンには高額の揮発油税(ガソリン税)が負荷されてます。定率ではなく定額です。
これは「特定財源」として道路関係事業にのみ使われる税収です。で、耕運機とか稲刈機(コンバイン)なんかは、ほとんど道路を走らないのですね。
ですから、ほんとは農業機械用途は免税しなければならないのですけど、還付する代わりに「農業用道路」の建設にまわしたというトンデモ行政の一つであります。
北海道なんて、A市とB市の間に国道(道開発庁)、道道(北海道)、市道、農免道と四本もあるところもあって、地元では「ヒグマしか走らない道路」と言ってる区間もありますね。(笑)
農免道路は、国交省官僚と農水省官僚の利権であり、その頂点が某中川とかの議員さんです。(笑)
その他の道路は、もっぱら国交省の旧運輸省利権ですね。念のため。
日本全国どこでも農免道路は、田んぼのど真ん中を突っ切っており、わき道もないのでちょっとした無料無料高速道路であります。
ただし、入り口に「農業用機械専用」なんて看板があります。地元の付近に田んぼがあるお百姓さん以外は通行できません。
遊び車で突っ込んで捕まっても、私は責任持ちません。(笑)
本来なら、還付すべき税金ですな。