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(回答先: 価値観の分類 投稿者 haru 日時 2007 年 1 月 11 日 20:47:23)
グレゴリオの年明けて時間を作り
詣でがてらとある山中の滝へもと
新雪積もる道を分け入った
古びた伽藍堂の中に進むと
さて覚えたてのお経ではここは何がよろしいかと
ふと意識せぬ思案の胸中
「心にあるべき事柄をよく隅々まで見渡すがいい」
と声が静かに降りてきた
心にある事柄と
心にあるべき事柄は違う
心に未分類のままある事柄をひとつひとつ分類し
怒り 愚痴 不用な不安要素 貪り
反省すべき事柄をよくよく反省することで
己の心というものを延ばし裏返しよくよく観察する
心とはけして個々に独立して存在する訳でなし
あるべき心持つ者の姿を心の奥底から探し出す
その姿に己を重ねてよくよく理解すればよし
その時 携わるべき場所と未来 そこですべき事柄が現れる
何人が連なるも
ただ漠然と不安を口にするだけでは
何も前へ進むはずがない
かといって考えより行動が先というわけでもない
各々が自身を讃える行動を取り続ければよし
心を通わせるには感動に生きることだ
夢で聴くあの音楽に感動できなくなれば私も終わりだろう
衆生を「不安」で結束しようとしてはならない
不安に囚われ生きる者を心をもって導くのだ
人を心もって導かんとする者
心を誰よりも学ばなくてはならない
誰よりも苦を知らなければならない
苦を楽に換える力が生む心こそ実の心なり
自然は偉大也
我が本体もまた自然と一体也
イン ラケシュ