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ひのきみ運動を調べている内に「面白いHP」を発見した。
【少数決】
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/hitori050327.htm
と言うページである。
ひのきみ運動に対する独自の視点も面白いのだが、もっと注目するべきは中段にある「憲法改正」についてのものである。その中でも「特にグラフ」の部分である。
取り合えず、自民の中に5人の改憲反対者がいるのが興味深い。Kの印象ではもっと多くても良いだろうと思う。
公明が賛成の一枚岩ではなく、自由な解答ならば「反対派が少ない」という事も興味深い。
この辺は「電話の時にペコペコ頭を下げて通話しているのと同じか?」と思う反面、すでに「これほど、改憲賛成者が多いのか?」という気もする。
社民と共産は一枚岩で当然だろうと思う。
民主党は「こんなものかな?」という気がすると言う反面、これでは、国会の議会では「賛成に回る」だろうなと思う。
このページにあるグラフは「自由党」があるから、それなりに古く(ページが作られたのが2005年の3月なので、少なくともそれ以前)、その上、ソースとなった情報が信頼できるのか?(KはこんなDATAは知らなかった)という部分もあるが、この時点で「既に改憲に必要な議員数が確保できそうな感じ」がする。
少なくとも、この後に「郵政選挙における小泉自民党の地滑り的大勝がある」から、今現在は「このグラフより悪化している」と考えるべきであろう。
普通に判断すれば「もう国会通過の阻止は不可能だろう」と思う。
その一方でKが昨日書いた
【なぜ、憲法を変える必要があるのだろう? 考察者K】
http://www.asyura2.com/0610/idletalk21/msg/1028.html
に対し「賛成派の議員はキチンと答えられるのだろうか?」と思う。
今回の改憲は「日本を戦争のできる普通の国にしたい」と言う意味によるものだろうと思う。
そうでなければ「アメリカの子分として、親分のために戦える国になりたい」と言う意味なのかもしれない。
表向きは「国際紛争で国連の要請があった場合などには、世界の中で一定の責任を果たせる国(国際貢献のできる国)になる」とか言う奇麗事を主張するのだろうが、先のイラク戦争において日本のした事は国際貢献ではなく、アメリカ貢献であった事は「誰が見たって明々白々である」
日本はアメリカに尻尾を振る犬のような国であり、とても誇りある独立国だとは言えるような代物ではない。
アメリカが経済上の重要なパートナーである事は認めざるを得ないだろう。
しかし、アメリカの言いなりになって「戦争の時に子分をして働く」のはどうなのだろうか?
改憲の国民投票の時に「変に誤魔化さずに、アメリカの子分として戦える国にして下さい」と国民に言ってみて、その上で「改憲の必要性を訴える」のならば、これで改憲されるならば仕方がないだろうとも思う。
国民が総意として「アメリカに尻尾を振るアメリカの子分になる」とするのなら、これはこれで諦めるしかないだろう。
しかし、キチンと説明もせずに「誤魔化しと、奇麗事だけで国民をだまし討ちにするような事で改憲するのならば、許せるはずはない」だろうと思う。
いずれにしても「改憲が通れば」「国が守ってくれる」のではなく「国を守るのが国民の義務として法整備をする準備が整う」と言う意味になるだろう。
徴兵令、非常呼集といった部分が出てくると言う事である。
そこを良く考えた上で「改憲に賛成している議員達は賛成しているのだろうか?」とKは思う。
上の顔色を見ながら「改憲賛成」と表明しているのならば「議員などする資格はない」だろうと思う。