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取り合えず
http://www.janjan.jp/government/0701/0701027519/1.php
を読んでいただきたい。
【安倍晋三首相は1日、年頭所感を発表し「憲法が施行されてから60年になる。新しい時代にふさわしい憲法を、今こそ私たちの手で書き上げていくべきだ」と強調し、任期中の憲法改正実現に強い意欲を表明した。
その上で、改正手続きを定める国民投票法案の成立を今月25日召集の通常国会で目指す考えを示し、「憲法改正について国民的な議論が高まることを期待する」と呼び掛けた】
と言うことである。
上記の引用ページでは「憲法の行政執行者の代表たる、総理大臣が、現憲法を否定するかのような主張をすることは、憲法違反の一種」という考え方を示していますが、まあ、これはこれで「面白いのでしょうが」Kは別の視点を示します。
Kが疑問に思うのは「今の憲法を何故変える必要があるのか?」と言うことです。
【憲法が施行されてから60年になる。】確かに、古い憲法ですから経年疲労はある可能性はあるでしょう。しかし、家などの構造物と違って「理念」という物は「構造疲労」がおこる代物ではありません。
古い理念は新しいものと変える必要があるなんて事はありません。
もし仮に「古い物は何でもかんでも新しい物に変えた方が良い」というのでしたら、天皇制度などという風習も「変えたほうが良い」と言えるでしょう。
Kは「変えるな」とは言いません。「変える必要があるなら、60年経ったという理由ではなく、具体的に、どの部分が、どのように問題であるのか?」を説明し「変えなければならない理由と、何のために、どのように変えるのか?」をキチンと論証する必要があると主張しているのです。
【新しい時代にふさわしい憲法を、今こそ私たちの手で書き上げていくべきだ】
今の憲法が、新しい時代にどのように合わないから、今、新しい憲法を書き上げる必要があるのか?を説明せずに「憲法を変えよう」というのは論理も何もあったものではありません。
自分らの「憲法改正案」が多くの国民の支持を得られると言う自信があるのなら「60年の経年疲労とか、戦勝国アメリカに押し付けられた憲法で自主憲法ではない」などと言う誤魔化しをせずに堂々と「この憲法では戦争ができない。北朝鮮を攻める事ができない」と言えば良いのです。
「風紀が乱れている日本国」なので「徴兵制度で若者を鍛え直す事ができる憲法に変えるべきだ」と堂々と訴えろと言うのです。
「愛国心」「美しい国」などという奇麗事に逃げることなく「ニート・フリーター・反政府論者をしょっ引ける権力を国政に与えてほしい」と言い「そのような規律を乱す輩は、防衛省で、教育し直す権力がほしい」と国民に問うて見ろと言うのです。
その上で、本当にそのような国を良いと思うのなら、自分らの子供や孫などを「自衛隊に入れろよ」
2世議員・3世議員が幅を利かせる安全な国会と言う場所で「自分らの次世代の議員の盾にするかのような洗脳政治をしているのではない」という証明をするためにも「次世代議員ではなく、有事の際には最前線に行くものに自分らの子孫を配置して見せろよ」とKは言いたい。
それが、できないのならば「政治家は自分らに取って都合の良い国を守るための盾として、国民を育てるための政策を行っている」と言うことである。
それは、違うと言うだろう。
では、なぜ、何のために、多大な費用を使って「憲法を変える必要があるのか?」「現憲法のどこの理念が古すぎるのか?」「押し付け憲法のどこの部分に自主憲法ではないことによる不利益・不条理が存在するのか?」をキッチリと論証するべきである。
また、させなければいけないだろう。