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□模様替え「週刊現代」編集長を直撃…「手応えは十分」 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007031426.html
模様替え「週刊現代」編集長を直撃…「手応えは十分」
朝青龍・八百長疑惑など“スクープ”「際どい球、当たり前」
雑誌市場が縮小し続けるなか、週刊現代(講談社)の動向が注目されている。年明けに全面リニューアルを断行、その前後には、大相撲の朝青龍八百長疑惑では4億円に超える訴訟を起こされるなど物議をかもす“スクープ”を連発。同誌の加藤晴之編集長(51)=写真=に、改革の狙いや手応えを聞いた。
「読者の方からの手紙やメールなどを読むと、賛否両論はあるが、いずれも、しっかりと記事を読んだうえでご意見をいただいている。そういう意味では手応えを感じている」。こう語る加藤編集長は、同社の女性誌や週刊現代でキャリアを積み、フライデーの編集長などを務めた後、昨年2月、同誌に編集長として戻ってきた。
「週刊誌は93年ごろからヘアヌードに傾斜する時期があった。脱ヘアヌード路線ではないが、僕は昨年から『見る読者』から『記事を読んでくれる読者』を増やそうとしてきた。リニューアルは、そうした路線で大きく舵を切る節目だということ」と、記事や企画の充実を最も重視する。
出版科学研究所によると、日本の雑誌総発行部数は、97年の51億8979万部をピークに9年連続で減少。06年には40億599万部に。同誌もピーク時は100万部を超えていたが、昨年の公称部数は69万部。しかし、リニューアル後の発行部数は75、76万部で推移しているようだ。
「部数を失ったときに怖いのは売りたい気持ちが強くなること。ヘアヌードに頼るとかいった話にもなる。でも、そういう悪循環からは新しい解答は得られないのでは」
同誌は、拉致被害者の蓮池薫氏が帰国前に極秘来日していたという疑惑や、朝青龍八百長疑惑など、際どいスクープを連発している。
その結果、日本相撲協会と朝青龍ら力士が4億3000万円の損害賠償などを求め、同誌を訴えたが、加藤編集長は「場所を法廷に移しても、真実を証明する作業は同じ」と一歩も引かない。
「読者という観客をバックに背負ったら、際どい球を投げるのはプロとして当たり前。メディアが高額訴訟で負けるなど法務環境も厳しくなったが、足をしっかり地面につけて勉強すれば、まだまだ書けることはある」
週刊誌のリニューアルは成功例が少なく、業界の視線も集まるが、「(改革は)まだまだ進行中」と、今後も読者にガチンコ勝負を挑み続け、名門雑誌の復権を目指すつもりだ。
ZAKZAK 2007/03/14
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