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□八百長報道で協会と力士が５億円提訴 [日刊スポーツ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3045056/
八百長報道で協会と力士が５億円提訴
日本相撲協会と横綱朝青龍（２６＝高砂）ら１７人の力士が２３日、大相撲の八百長疑惑を報じた「週刊現代」の発行人、編集長、ライターと同雑誌の発行元である講談社に対し、名誉棄損で東京地方裁判所に民事提訴した。損害賠償額は弁護士費用のほか同誌、読売、朝日新聞社への謝罪広告の掲載料を含めて４億８４３７万９０００円。同協会で会見した顧問弁護士の伊佐次啓二氏は「八百長疑惑は何年かごとに報じられるので、ここらで白黒つけた方がいい。協会に不利な証拠が出るかもしれないが、それも含めて公的機関に判断を求めたい」と説明した。
訴訟金額は、番付と記事で名誉棄損された頻度によって決められた。過去の八百長報道では、刑事告訴で不起訴、抗議文、和解で決着しているが、今回は徹底的に闘う構え。「半年や１年で終わる裁判じゃないが、和解は難しい。今後、原告の数が増える可能性もあるし、相手に十分な証拠がないと判断すれば刑事告訴もある」と同弁護士は２段構えでの法廷闘争も示唆した。
一方の週刊現代は、次号での現協会幹部の八百長疑惑追及を予告している。この日の対応を、弁護士に一切任せた協会や力士たちによる法廷闘争は、４月にも火ぶたを切る。
2007年02月24日22時24分
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