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□【SUNDAYウォッチ】安倍政権の賞味期限は? [JANJAN]
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【SUNDAYウォッチ】安倍政権の賞味期限は? 2007/01/22
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先週は不二家の不祥事がテレビニュース賑わした。ズサンな衛生管理の実態が「出るわ出るわ」だ。不二家同様、不祥事が「出るわ出るわ」の安倍政権。早くも賞味期限切れとなったのか。「日曜ニュース特集」は、25日から始まる国会を前に、政府の重要課題を考えた。
■報道2001(フジテレビ)
●人口減少の日本に未来はあるのか
ゲスト:高市早苗・少子化担当大臣/日下公人・東京財団前会長/勝間和代(働く母親支援サイト「ムギ畑」主宰)
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると日本は少子化が進み2055年には、人口が9000万人を割り込む。年金が危うくなるばかりか、国力さえ衰退する深刻な事態を招く。政治はこの問題にどう取り組むのか。
高市氏:6割が共働き。昔は近所に頼めたけれど今はそれもできない。子育てすると同じ条件で同じポストに戻れない。
勝間氏:女性の社会進出は止まらない。政府が私たちを応援してくれる、本腰を入れているぞ、という姿勢が大事。ところが政府の子育て政策はよく知られていない。私たちでさえ知らない。ベビーシッターが充実している国では、女性は、早ければ(出産後)2週間で職場復帰できる。
感想:子育て問題の困難さは理解できたが、どうすれば解決できるのかはなかなか見えてこなかった。
●人口減少社会の経済政策
ゲスト:太田弘子・経済財政担当大臣/堺屋太一・作家/浜矩子・同志社大学教授
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番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
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■関口宏のサンデーモーニング(TBS)
●北見市ガス漏れ事故
●25日から国会 自民は改憲、民主は格差是正
事務所経費の不正処理問題について―
生活維新より政治家維新にしてほしい〜佐高信・評論家〜
どこまで広がるか、戦々恐々としている。明らかに裏金というのもある〜岸井成格・毎日新聞特別編集委員〜
今国会、参院選について―
政治決戦と言われている割には迫力を欠く。民主党も多数は改憲支持。自民党はそこを突いてくる〜岸井氏〜
(民主党は)本気で格差とぶつかろうとしていない。連合も上澄みの労働者。下(層)の者を見ていない〜佐高氏〜
●米議会、イラク増派に「反対決議案」
中東で米国を支持しているのはスンニ派(の国)。米軍が撤退したらスンニ派とシーア派の争いは地域全体に広がる〜浅井信雄・国際政治学者〜
●不二家ずさん管理体制
日本の同族会社は藩。社長は殿様。殿様の意識を変えない限り、会社の体質は変わらない。
●大沢親分と張本のスポーツご意見番
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番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★★
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■徳光のザ・サンデー(日本テレビ)
●女子卓球ファッションリーダー、四元選手
●不二家立ち入り検査
●星野氏、オリンピック監督
●風見しんごさんの娘、交通事故死
思い出のパネル写真をスタジオに並べて。
●バラバラ殺人事件、歌織容疑者の人生観
30代女性の電話アンケートまで交えた。
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番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
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■日曜討論(NHK)
●2007年の日本政治
ゲスト:中曽根康文・元首相
中曽根元首相の話(要旨)は以下―
“美しい”は芸術的表現であって実生活と関係がない。毎日商売して、勤めに出ている人たちにとっては浮世離れしている。緊張感はあったのだろうが、党総裁、総理としての目配りが足りなかった。〜内閣支持率が下がる理由を聞かれて〜
小泉君から安倍君に代わったのは日本の政治の大転換。小泉政権は道路、郵政。安倍政権は憲法と教育基本法。保守本流だ。民主党には憲法改正の共鳴者が多い。国民投票法案は5月3日までには通してほしい。安部内閣は教育内閣だったとい言われるくらいに頑張ってほしい。教育委員会改革が中心だ。〜安倍政権の政策を聞かれて〜
そういうのはいつ(の政権)でもある。問題は国民世論だ。「国民がやめてくれ」と言えば(政権を)去らなければならない。中曽根氏はこう述べ、内閣支持率の低迷について懸念を示した。〜ポスト安倍について聞かれ〜
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番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
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■サンデープロジェクト(テレビ朝日)
●できるか?公務員リストラ
ゲスト:渡部喜美・行革担当大臣
安倍政権は一体何をしたいのか?骨があるのか、ないのか。グニャグニャ。田原がいきなり突っ込んだ。
渡部:二重債務者問題に政府が本腰入れて取り組むことを決めた。格差を固定化させない。小泉さんと全然違うことをやり始めた。
本題の公務員制度改革に話は及んだ。省庁再編問題などのやりとりがウダウダ続いたが、シビレを切らした田原は「何をどうやるのか?」と問い詰めた。
「能力、実績主義を導入する。天下りさせない。この二つは今国会で法案を出してやる」。渡部行革担当大臣は明言した。
次に自らも顔を出している事務所経費の不正処理にテーマが移った。
渡部氏は「勘定科目を工夫すれば法改正をしなくても問題はなくなる。(コンピュータの)ソフトを使えばいいだけ」と一見、明快に答えた。ところが肝心の《領収書添付》について聞かれると「コンピュータのソフト」の一点張りで逃げた。
●目玉法案なき今国会
ゲスト:茂木敏充(自民)/高木陽介(公明)/前原誠司(民主)/小池晃(共産)/福島みずほ(社民)
安倍内閣が提出を目指したものの、取り合えずは断念したホワイトカラー・エグゼンプション(WT)が、やり玉に上がった。
経団連が言い出して安倍内閣が安易に乗った。なんでこんなにいい加減なの?参院選後はやるん(法案提出)じゃないの?田原が質した。
茂木氏は参院選後に法案を出す出さないについて明確なコメントは避けた。
話は経済格差に移った。パートの賃金(時給)はいくらに上げるべきかを田原が問うた。社民党の福島党首は「全国一律、時給1000円」と確信を持って答えた。これには経済ジャーナリストの財部誠一氏が異議を唱えた。「地方の中小企業で時給1000円も払ったらバタバタ潰れますよ。社会主義の議論を聞いているようだ」と。
感想:マスコミも政治家も「格差、格差」と口にはするが、改善するにはどうすればよいのか。格差社会の犠牲となっている下層の人たちに納得のいくような道筋を、政治は示すことができないでいる。この番組でそれが良くわかり暗然とする思いだった。
●イランは本当に悪の枢軸か〜映像リポート〜
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番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★★★
(竹谷昇)
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