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□【SUNDAYウォッチ】2007年、安倍政権の行方 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0701/0701077727/1.php
【SUNDAYウォッチ】2007年、安倍政権の行方 2007/01/08
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相次ぐスキャンダルと存在感の希薄さで支持率の低下に歯止めがかからない安倍内閣。週刊誌などでは早くも「ポスト安倍」が取り沙汰されるありさまだ。自民党の苦戦も予想される「亥年の選挙」は正念場である。安倍政権はどう戦うのだろうか。「日曜ニュース特集」は考えた――
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■報道2001(フジテレビ)
●今年の安倍政権
ゲスト:中川秀直・自民党幹事長
相次ぐ不祥事による支持率急落で政権運営はどうなるのか。誰しもが不安に思うところ。司会者は当然、そこから聞いた。
中川幹事長:政権が発足して100日が経ち、巡航速度になってきた。奇策を取るのではなく正攻法で実績を積み重ねてゆく
松岡農水相のスキャンダルについて?
「本人は斡旋とか働きかけはしていないと話している。(自民)党の方としては了としている」
(松岡事務所から)「よろしく」というメモがあったと聞いているが?
「『そういうことはなかった』と事務所は言っている」
参院選挙は?
「楽観していなければ悲観もしていない」
中川幹事長は「重税国家、公務員天国は許さない」と話し、参院選挙に向けて民主党との対立軸を打ち出した。さらに民主党の年金改革案については「財源を明確にしてほしい」と一蹴した。
【電視解剖】
中川幹事長は、民主党との政策の違いを簡略に示したフリップ(日テレ、NHKはパターンと呼ぶ)を多用した。政権党の幹事長といえどもテレビ的表現を意識して政策をアピールするようになった(武部さんも末期はフリップを用いていた)。
●第2部
検証、安倍政権
ゲスト:竹中平蔵・慶大教授/菅直人・民主党代表代行
●第3部
世界と日本の動向
ゲスト:中曽根康弘・元首相/手嶋龍一・外交ジャーナリスト
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番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
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■関口宏のサンデーモーニング(TBS)
●女子短大生バラバラ殺人
レギュラー評論家陣のコメントは以下―
この事件は凄惨。自然破壊は凄まじいが家族も破壊されている。共通するものがある〜浅井慎平・写真家〜
こういう事件は恵まれた家庭に多い。恵まれているのに心は貧しくなっている。何かあると殺すというのが多すぎる〜幸田真音・作家〜
時代現象の中で起きたとは思いたくない。時代がこの事件を生んでいると思うと絶望的になる〜田中秀征・政治評論家〜
●伊勢神宮 小沢、安倍ニアミス
●亥年の選挙
安倍さんが憲法改正を争点にする。しかし小沢さんはしない。小沢さんは行政改革、年金問題、日米同盟などを争点にしたいところだが、党内がまとまらないことも考えられる。そうなると「格差」が急浮上する可能性がある〜田中秀征氏〜
統一地方選、参院選といった天王山を前に民主党はこれで大丈夫かと思う人は多い。内閣支持率が低下しているが、民主党支持に結び付いていない。安倍さんも巻き返しの余地がある〜岸井成格・毎日新聞特別編集委員〜
(日本の)民主党は本当の争点を突きつけていない。アメリカの民主党を見習ってほしい〜金子勝・慶大教授〜
●フセイン元大統領処刑映像
(米軍は)増派とか掃討とか言ってるが、(イラクの内戦状態は)終結しないだろう。泥沼になる〜岸井成格氏〜
●大沢親分と張本のスポーツご意見番
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番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★★
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■徳光のザ・サンデー(日本テレビ)
●箱根駅伝、舞台裏全部見せます〜大特集〜
11台のカメラが一部始終を追った。
優勝した順天堂大のエース今井選手をスタジオに招き、話を聞いた。
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番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★★★
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■日曜討論(NHK)
●2007、政治はどう動く
事前収録で各党代表に《個別に》聞いた。
ゲスト:中川秀直(自民)/小沢一郎(民主)/太田昭宏(公明)/志位和夫(共産)/福島みずほ(社民)/綿貫民輔(国民新)/田中康夫(新党日本)
「安倍内閣の低支持率」「参院選挙」「ホワイトカラー・エグゼンプション」「年金」問題など、日本の政治が当面するテーマをほぼ満遍なく各党代表に聞いた。答えはマスコミで何度も取り上げられてきた各党の主張だった。機関紙をどうぞお読みください。と言いたくなる番組だった。
ホワイトカラー・エグゼンプションをめぐっては、公明党が慎重な態度を示した。中川幹事長も「あいまいな姿勢」に終始した。これも安倍政権の「あいまい戦略」なのだろうか?
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番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★
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■サンデープロジェクト(テレビ朝日)
●2007年問題
「団塊世代」の名付け親、堺屋太一・元経済企画庁長官
堺屋氏は次のように話す―
団塊世代は日本社会のエンジンだった。ブレーキがないからバブルまで行ってしまった。エンジンだから方向性もない。新しいことが考えられない。
2007年問題は悲観的ではない。役所が「だから権限よこせ」と喧伝している。(団塊世代の大量退職で)働く意欲も経験もある労働者がドッと出てくる。
●各界の団塊世代が集結
ゲスト:沢田亜矢子(女優)/山本コウタロー(フォークシンガー)/高橋三千綱(作家)/吉永みち子(作家)/舛添要一(自民党参議院議員)/菅直人(民主党衆議院議員)
全共闘時代の思い出を中心に各ゲストが放言した。田原総一朗はこうした座談会でもMC(メインキャスター)として話を盛り上げた。
●作家・渡部淳一が日本の性愛を語る
女優・長谷川京子も生出演
今月17日から公開される映画「愛の流刑地」の前宣伝も兼ねて、原作者の渡部淳一が日本人の性愛感を語った。検事役で登場する長谷川京子が傍らにいたこともあってか、田原総一朗のぎこちなさが、おかしみを誘った。
映画のプロモーション版も紹介された。1分間前後のバージョンだが、主演女優・寺島しのぶの艶技は本編での迫力を十二分に予感させる。この番組を見て映画館に行くことを決めた視聴者(特にオヤジ世代)は少なくないのではなかろうか。
新年第1回目の『サンデープロジェクト』は、私(竹谷)にとって思いも寄らぬお年玉だった。
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番組評価
ゲスト:★★★★
MC回し:★★★★
映像と演出:★★★★
(竹谷昇)
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