★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評4 > 339.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://amesei.exblog.jp/4510633/
ミニ田原・宮崎哲弥が、田原総一朗に一喝された日。
私は、最近は「朝生」なんかは見ていないんですけど、元旦の「朝まで生テレビ!」はコメントしておく価値があると思いました。
別に内容が良かった、悪かったという話をしているわけではないですよ。
内容はヤラセですからどうでもいいんです。(結局、日本人のプロレス好きがああいう猥雑な番組を成り立たせているわけで、岡崎さんがそのように揶揄して書いた記事ありましたね)
重要なのは、番組の終わりで、評論家の宮崎哲弥氏と共産党の穀田恵二議員が、いきなり「場外乱闘」というか、司会の田原総一朗を無視して、罵倒合戦になってしまったという点。そして、その宮崎・穀田らに対して、司会の田原が「下品さを晒け出してんぞ」と一喝したというところですかね。
ネットの掲示板では、共産党を叩いた宮崎を評価するとか、政治家である穀田は批判されて当然とか言っていますが、重要なのはそんなことではありませんね。あれは完全に宮崎さんの負け。あれじゃあ、8月15日に靖国の参集殿で「朝日!帰れ!」とやっている自称保守と同レベルです。怒りというのは静かに表すものじゃないんですか?
でもまあ、ネット掲示板から一部始終を引用しておきましょうか。
(引用開始)
2006年12月31日深夜放送朝まで生テレビより
番組放送終了直前の模様
勝谷 「憲法残って国滅ぶだったんですよ今までは・・・・・・」
宮崎 「戦後の憲法体制なんてごまかしですよ。嘘話だよこんなものは!!」
福島 「いや、違うよ。解釈改憲をやり尽してきた訳じゃないですかぁ。」
勝谷 「憲法を祀って拝んでたのはお前の政党だろ!」
宮崎 「あんたらの政党だよ。嘘を流布してきたのは。」
穀田 「あんたらてどういう意味や?」
宮崎 「二つだよ。共産党と社民党」
穀田 「くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」(巻き舌)」
宮崎 「何だお前!!何だよこの野郎ぅ!!」「(ドン!)何だコラァ!!表出ろって言ったな今!!!」
穀田 「だったら、だったらなんだぁ?」
宮崎 「表出ろってのは何だ!?共産党がプジュョン・・・プ・・・」
田原 「ちょっと、つまんない事言ってんナ!」
宮崎 「ばか」
勝谷 「まだ銃口から革命とかばっか考えてんだろ」
宮崎 「そうそうそう、銃口から革命考えてんだろ!!!暴力政党!!!」
田原 「ね、インテリジョン無さを晒け出してるぞ。ねぇ!下品さを晒け出してんぞ」
勝谷 「はぁい」
宮崎 「そうだ共産党」
福島 「ぅそw」
宮崎 「人殺し政党のくせに・・・・・・(殺しただろう)」「本性が出たな。」
http://www.youtube.com/watch?v=k8eTOTn8-Vk
(引用終わり)
もうわかると思いますが、この田原が宮崎を一喝したということが非常に重要なのです。
というのは、宮崎は、田原に代わって何度もこの番組の司会を務めています。マスコミ業界では、「田原の次は順当に行けば宮崎だろう」と、朝生司会の禅譲論も出ています。
しかし、宮崎の今回の「場外乱闘」はまさにインテリジェンス(知性)の無さをさらけ出しているというべき話で、日本人の下品さ(西洋人は司会進行を無視して、全体とは別の箇所でガヤガヤやったりすることを礼儀正しいとは考えないそうです)を露呈しているなあ、と思うわけですよ。
これでほぼ、宮崎が朝生やサンプロの司会を務めることはなくなったでしょうね。いまさら、日本共産党危険論を言うとはねえ・・・。「この人馬鹿?何時代の人?」と思っちゃいました。
っていうか、田原さん、最近も昨年12月6日に電通の成田豊・最高顧問と、安倍首相も交えて会食していますからねえ。
田原さんは、まだまだやる気ということですよ。
私もyoutubeの宮崎の動画見ましたけど、司会を務める器じゃないですね。
9.11の陰謀論を批判して、親米派の村田晃嗣(むらたこうじ)なんかとサブの電波芸者やってればいいんじゃないですか。B層主婦層にはそれで受けますから。
まあ、なんというか、日本の論壇には、ああすべきとか理念とかを言う「ウィルソニアン」が多いですねえ。「憲法改正」しないというリアリズム(高みの見物、バックパッシング)もあるんですけどねえ・・・。それに核武装は最悪、現行憲法でもできますから。まだその時期ではないというのが私の考えで、韓国が持ったら考えればいいのであって、去年核武装論議が湧き上がったことは良くなかったなあと思いますよ。要はリスクとベネフィットを考えればいいんです。しかし、宮崎、アホやなあ。
===
朝日4日記事から。
(貼り付け開始)
日米、有事計画を具体化 朝鮮半島問題想定
2007年01月04日06時01分
日米両政府が、朝鮮半島有事とそれが日本有事に発展する場合を想定し、港湾・空域の使用や後方支援活動などの詳細部分を詰めた「共同作戦計画」づくりを昨年12月から始めたことが3日、明らかになった。複数の日本政府関係者が明らかにした。北朝鮮の核実験やミサイル発射実験などで朝鮮半島情勢が緊迫化していることを踏まえ、07年秋の完成を目指す。
昨年12月、自衛隊の統合幕僚副長や在日米軍副司令官ら、日米の制服組を中心とした共同計画検討委員会(BPC)が作業を始めた。日米両政府は02年に「5055」というコードネームをつけた「概念計画」に署名しているが、協力項目ごとに方針や必要な施設数などが書かれている程度という。今回の作業は、これを実施可能な「共同作戦計画」に格上げするものだ。
作業は、朝鮮半島で有事が発生した場合を想定。総論部分では、日本への直接攻撃に至らない周辺事態や、日本有事にあたる武力攻撃事態などへの対応を、「情勢」「作戦任務」「実施」「補給」「指揮統制」などに分けて具体的に設定する。
日本有事と周辺事態については、97年の「日米防衛協力のための指針(新ガイドライン)」で、共同作戦計画と相互協力計画を別々に準備することで合意していた。ただ、半島有事と日本有事が並行して発生する場合も想定できるため、「5055」は両計画を一緒に盛り込んだ形態を採った。
周辺事態では、遭難した米軍人の捜索・救難や、米軍が出撃や補給をする拠点となる基地や港湾などの提供、警護などの具体的項目ごとに、警察や地方自治体、民間の協力も含めた計画をつくる。港湾の提供なら、「深度」「荷役能力」などを算出した後に具体的な使用港湾を、医療であれば、「提供する病院名」「ベッド数」「必要な医薬品類」に至るまで、詳細に詰める。
また、日本への武力攻撃事態では、主に北朝鮮による弾道ミサイル攻撃を想定。自衛隊と米軍の役割分担を、ミサイル防衛や敵基地攻撃などを想定した図上演習などを交えて具体化する。
米側は日本の港湾や空港使用、医療支援など、周辺事態法が定める対米協力項目の充実を、日本側は日本有事に際した日米の役割・任務分担の明確化を、重視している。
「07年秋の完成」は米国側の強い要望といい、「06年10月の北朝鮮核実験などで、不測の事態に備えたい思惑が米国内で強まったのではないか」(政府関係者)という見方が出ている。
http://www.asahi.com/politics/update/0104/001.html
(貼り付け終わり)
4日の朝日新聞から。こういう記事が重要なんです。安倍が軟化したとかあまり重要じゃないんですよ。こういう法制度とか「制度設計」の部分で変わってしまっては、どうしようもありません。安倍が中国と若い機運を見せても、制度の部分で日米安保強化しちゃったら、日本という国は角栄失脚以来、官僚が動かしているんですから、ズルズルと行っちゃいます。小泉政権から留任しているのは、守屋防衛事務次官じゃないですか。
制度設計をいじるというやり方は合理的選択論の応用編です。(詳しくは、関岡英之さん編集のムック『アメリカの日本改造計画』に私が寄稿した文章を見てください)アメリカという国は日本の秘密が官僚制度にあると見抜いています。こいつらを留学させて取り込んじゃっていんるんですから、安倍さんが首相だろうが、麻生さんが首相だろうが、制度の変更部分では政治家の出番はありません。そこが実は問題なんですよ。年末に角栄再評価番組やっていましたけど、そういう話はスルーでしたね。
2007年秋以降に何か起きるという暗示でもありますね。「今年の秋までにやれよ!」という指示が、赤坂の方のドノヴァン次席大使(DCM)あたりが命令して居るんでしょうかね?
(コメント)
宮崎哲弥という人間の器の小いささが見えて面白かった。
っていうかテレビに出ている人ってその程度の人でしょ。
台本が無いと世間様に見せる番組なんて恥ずかしくて作れませんね
▲このページのTOPへ HOME > マスコミ・電通批評4掲示板
フォローアップ: