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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu134.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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「テレビはなぜインターネットが嫌いなのか」 ハリウッドの連中は、
直接、映画やドラマを世界にネットで流すことを考え ている
2006年12月21日 木曜日
◆吉野次郎著「テレビはなぜインターネットが嫌いなのか」 12月15日 中村正三郎
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/
ライブドア事件から、通信と放送の融合が一般人の注目を浴びているが、な ぜテレビはネットをあんなに毛嫌いするのか。
簡単にいえば、政官業ががっちりスクラムを組んだ電波利権でぼろ儲けをし ているから、それをよそ者に取られたくないのが理由。
週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済のビジネス誌で、フジテレビなどの東京キ ー局が、日本全国給料の高い会社ランキングでナンバーワンになったり、ベストテンに何局も入り、それに対して「楽して不当に儲けている」という意見が掲載されるなど、利権でおいしい思いをしてきたことを今まで必死で隠してきたのに、それが世間に暴露されつつある。そのきっかけが、ライブドア事件だっただろう。
テレビが決して報道しないテレビ局のぼろ儲けの構図、それがネットで崩さ れる可能性が高まってきていることを、詳しい取材で明らかにしたのが、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822245543/showshotcorne-22/ref=nosim 吉野次郎著「テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか」 である。
テレビが利権を手放すのを嫌がっても、通信業界、ネット業界、家電業界、 芸能界、下請けでこき使われてきた番組製作会社、いろんな勢力がそれを突き崩そうと虎視眈々と狙っているさまもよくわかるし、NHKがなぜネットに出た がっているのに出られないかもわかる。
キー局におんぶにだっこでのんきな経営をしている民放の地方局、系列の問 題も出てくる。
そうそう、ここで、ソニーのロケフリ(ロケーションフリー)と類似技術の話 を書いてほしかった。 http://www.sony.jp/products/Consumer/locationfree/index.html ロケーションフリー ロケフリのことは、1年以上前から書こうと思って書いてないから、ちょっとだけ。
こういう技術で、いまや地方で東京のテレビを観られる時代になっている。 このままでは、強いコンテンツをもたない地方局は淘汰されるし、逆に強いコ ンテンツをもっている地方局は、世界に出るチャンスが出てきた。
おれなんか、福岡ソフトバンクホークスの試合を東京で観たいので、姉のと ころにロケフリ置いてもらうつもりで、逆にこっちにもロケフリを置いて、九州に東京の番組を流すつもりだったが、姉のところがブロードバンドじゃないんだ、これが。\(^O^)/ それでいまは断念中。^^;
下請けをこき使って楽して儲けてきたがために、テレビ局は、実はコンテン ツの制作能力が低くなってるのはよくいわれること。毎月、ミーティングでお台場に行くが、フジテレビはでっかいビルを建設中で、スタジオになるらしいが、たぶん、コンテンツ制作能力を上げるという目標に沿った展開なのだろう。 最終的には、日本のテレビ局がハリウッドに勝てるかどうかだろうね。ハリウッドといえば、アメリカのテレビ局の凋落の話も本書にはあって、その原因は本書を読んでください。
ハリウッドの連中は、直接、映画やドラマを家庭にネットで流すことを考え ているし、ネットだからそれは日本からも視聴可能になるだろうし、重要市場 だと思えば、日本向けの番組をハリウッドが制作して日本向けにネットで流す ことだって考えられる。深読みすれば、渡辺謙の最近のハリウッドでの活躍は、 そういう文脈でとらえることだってできるだろう。
NHKに関しては、受信料問題にからめなぜネットに出たがるのか詳しく書い てあり、面白いのが、民放はNHKがへたったら、困るからNHKのスキャンダルをあまり追求できないこと。NHKが質の高い番組を作っているから、自らは低俗 番組で視聴率を稼いでCM料を荒稼ぎできるからくりが出てくる。逆に民放の番組の質が低いから、NHKに期待している視聴者が多くNHKも得という呉越同舟の構図。こりゃ、ナッシュ均衡だな。\(^O^)/
有料放送の話もあるが、JCOMのケーブルテレビが普及している町に住んでい るおれのような人間は、民放地上波といえどもお金を払って観ているわけで、有料放送にはあまり抵抗がない。むしろ、いい番組は金を払ってでも観たいし、 NHKの受信料を払っているのは、かつてのNHK特集、いまのNHKスペシャルだけ でも払う価値があると思うから。
それにしても、NHKは莫大なコストをかけて受信料の徴収をやってるんだね。 そんなに金をかけるなら、おれに頼めば、「民放ばかり観てるとバカになって、 負け組になって、将来、野垂れ死にします。その実例はこれ。といって、路上 で野垂れ死んだ男の死体の映像。成功者になりたいならNHKを観るべし。成功 した人は、例外なく、NHKを観て育ったのが、大規模な調査研究から明らかに なっています。成功者の実例はこれといって、プール付きメイド付き運転手付 きの豪邸生活の映像」などと、いくらでも捏造するのに。\(^O^)/ これで おれに10億円ね。\(^O^)/
結局、それか、お前の狙いは。
家電業界がテレビをネット対応にしている話もあり、そこにマイクロソフト も出てくるし、それにどう対抗しているかも出てくる。
昔からいわれているのが、松下やソニーがテレビ局をもてばいいという話。
東京ローカルの東京MXテレビあたりを買ってパナソニーテレビになればいいのにね。\(^O^)/ 松下やソニーはテレビ局に放送機器を売ってるから、三菱電機と違ってCMスキップテレビやビデオを出せないといわれたけど、一千億くらいのビジネスだったら捨てればいいのにね。\(^O^)/
NHKはNHK技術研究所など水準の高い技術をもっていて別格だが、民放には技 術はないから、結局、松下やソニーから買わざるを得ないんだから交渉上の立場は電機メーカーのほうが強いと思うんだけど。
で、パナソニーテレビは、電波は東京近辺だけだけど、ネットで全世界配信。
対抗上、民放はマイクロソフトと手を組んで、松下とソニーをけん制と。^^; その東京MXテレビは、いまやYuoTubeに番組を流していますよね。そっちのほうが視聴者が増えるから。
ま、テレビ局買収はできなくても、それに似たことを家電業界がスクラムを 組んでやっている話も本書に出てくる。
そんなこんなのいろいろな話題をうまくまとめてあるので、通信と放送のこ れからを知りたい人は、本書は必読でしょう。本書が http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/03/03/275717 電波利権、局所的ベストセラー? に書いたように、局所的ベストセラーに終わらず、多くの人に読まれることを期待したいものです。 本書を読んだら、以下の参考文献もどうぞ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101505/showshotcorne-22/ref=nosim 池田信夫著「電波利権」(新潮新書)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/17/369350 Re: 通信と放送の融合。テレビ局の利権構造 に、本書の吉野氏による本書の土台になったコラムへのリンクがあるので、それも参照のこと。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tv_to_do/060113_1st/index.html 坂本衛「民放の根幹を揺るがす、ある“深刻”な事態」 もどうぞ。トヨタが北米で一番売った車、実はテレビコマーシャルしなかったという話が出てくる。これに日本のテレビ界は震撼したという話。 トヨタのみならず、テレビからネットへコマーシャルの比重を移す大企業も増えてきている。ペプシもそうだというのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798111147/showshotcorne-22/ref=nosim Joseph Jaffe著, 織田浩一訳「テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマ ーケティング2.0」 アマゾンにある本の画像はオビなしだが、店頭だとオビがあり、オビには、 「なぜ、ペプシはテレビCMから撤退するのか?」とある。渋谷のブックファ ーストでは大々的に売られていたから、売れているんだろう。 雑誌サイゾーはちょくちょくテレビの問題を特集するが、最近では、
http://www.ultracyzo.com/cyzo/contents/0605/index.html 2006年5月号【第1特集】テレビがツマらなくなった10の理由 http://www.ultracyzo.com/cyzo/contents/0608/index.html 2006年8月号【第1特集】ゴーマンテレビの罪と罰 http://www.ultracyzo.com/cyzo/contents/0610/index.html 2006年10月号【第2特集】テレビのニュースは見なくていいよ! http://www.ultracyzo.com/cyzo/contents/0610/index.html 2006年11月号【第1特集】テレビが隠した7つの罪がある。 http://www.ultracyzo.com/cyzo/contents/0611/tv7crime/index.html 2006年11月号の「テレビが隠した7つの罪」で一部が立ち読みできるが、日テレの看板番組の1つ「24時間テレビ」。裏はやっぱすごいね。善意の世界だと思っているととんでもない。
おれはあれ、あの日だけ善意というのがあまりに偽善的なのが好きではない し、好きな作家である故景山民夫がエッセイや小説などでテレビ業界のあれこ れ書いていたので、クサいなと思っていたが、ビートたけしが出ないというの もなるほど。
2006年10月号【第2特集】「テレビのニュースは見なくていいよ!」では、 ワイドショーのコメンテータについて、自ら10年間コメンテータをしたジャー ナリスト有田芳生氏が「コメンテーターを信じるな!」と吼えている。そこで は、テレビではだめなコメンテータのみが生き延びられる仕組みが出てくる。
有田氏自身はオウム真理教の事件で名を上げて、テレビに出るようになって、以後、日テレのザ・ワイドでレギュラーになったので、「噂の眞相」などでは、ジャーナリスト有田は堕落したなどといろいろ批判されていたが、今年、コメンテータを辞めたので、鬱憤を晴らすかのようにしゃべっている。
要は、番組、テレビ局、スポンサーに都合の悪い発言、問題発言をするコメ ンテータはすぐ消えるということ。 「本当に視聴者にとって有意義なことを語れる辺見庸さんのような骨太の人た ちは、テレビに出ようとは思いません。デーブ・スペクターなどは、本業がテ レビディレクターですから、視聴者受けするコメントがうまい。だから、重宝 される。クレームも来ず、視聴者受けもいいコメントばかりが跋扈する。そん なレベルですから、適当な知識人でも生き残っていられるのです」
コメント芸者(芸者さんには悪いが、あえてこの表現)のレベルの低さはあき れるよね。
3週間くらい前かな。たまたまチャンネル変えたら、TBSのサンデージャポ ンで、ファンキーな教師が関西弁でべらべらしゃべっていて、それに高橋ジョージが、「人が死んでいるのに、にやにやしてしゃべるな」ってこと言ってすごんで、番組が凍りついていたが、そんなこというんだったら、いじめを扱うには、サンジャポをはじめとするワイドショーの番組のフォーマット自体が間違っている。
いわゆる報道のワイドー化によって、番組の劣化(逆に芸能ばかりだった朝 のワイドショーは報道に力を入れることで質が向上したともいえるが、全体として平均すれば劣化している)が進んでいる。サンジャポもその一例でしかな い。
ああいう作りだから、テリー伊藤やデーブ・スペクターといったコメント芸 者たちは何をやっているか。あちこちの番組をかけもちして、本質には迫らない、毒にも薬にもならない、その場限りの使い捨てコメントを垂れ流してるだけ。それで1回何十万円かもっと多額の金をかすめとっているわけで、スポンサーをなめてるよね。
連中、今回のいじめの件だって、テキトーなコメントを垂れ流すだけ。それ じゃ、ガード下の飲み屋で人の死を酒のつまみにしているのと変わらない。いや、電波で広く流しているだけ悪質。
おれが遺族で、ああいう扱いをされたら、出演者からディレクターからプロ デューサーから社長から全員に賛美歌13番を聴かせてやるぞ。\(^O^)/ で、そんなデーブ・スペクターが2006年11月号の「テレビが隠した7つの罪」では、他のコメンテータを斬っているのが、サイゾーも作りがお嗤い。いや、デーブのコメントの内容がよければいいよ。昔のデーブはもっと鋭かったから。でも、今回のコメントは、もうテキトーなんだよね。初期のデーブファンとしては、デーブの激しい劣化は哀しい。
この11月号で、タイアップコマーシャルとタイアップドラマの話が出てくる が、キムタクが主演したフジテレビの「エンジン」。F1レーサーの話なのに、 番組スポンサーのトヨタが運営する富士スピードウェイの宣伝番組だったとい う話。まともなレーシングシーンはなし。だって、他社の車が映るとスポンサ ータブーだから。\(^O^)/
いい話ですね。^^; TBSの「グッドラック」もANAのコマーシャル(CM)目当てだったというね。もうタイアップ、タイアップですよね。おれほとんど観てなかったから知らなかったが、「トリビアの泉」でも最後のほうは、ネタにタイアップが増えたらしいしね。スポンサーの日清食品やコカ・コーラのトリビア。
こういうの宣伝のやり方、視聴者、なかなか気づかないだろうから、巧妙と いうか悪質というか。
テレビ屋もCM枠が売れなくなって、大変なんだね。 他の参考としては、 http://www.google.com/custom?domains=iiyu.asablo.jp%3Bwww.asahi-net.or. jp&q=%83e%83%8C%83r&sa=%8C%9F%8D%F5&sitesearch=iiyu.asablo.jp&client= pub-8265382438304350&forid=1&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS や http://www.google.com/custom?domains=iiyu.asablo.jp%3Bwww.asahi-net.or. jp&q=%93d%94g%97%98%8C%A0&sa=%8C%9F%8D%F5&sitesearch=iiyu.asablo.jp& client=pub-8265382438304350&forid=1&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS で探してみてください。
あ、最後に、これ、以前書いたかもしれないが。
案外知らない人が多いけれど、基本的なこととして、民放の商売は、番組を 作ってるんじゃなくて、CM枠を売っているんです。いかに高くCM枠を売るか。そのために視聴率を競ってるんです。したがって、まず、絶対的に大事なのは CMを出してくれるスポンサー。視聴者のことなど、2の次、3の次。
おれ、去年かな。フジテレビとニッポン放送の株主だったので、株主総会前 に営業報告資料が送られてきたんだけど、ものの見事に、いい番組を作るとか、いい報道をするとか、視聴者のことなど一言もない。あるのは、このCM枠はいくらでどれくらい売れましたなど、金のことだけ。
所詮、そういうビジネスなので、当たり前だけどね。
(私のコメント)
いまがテレビの全盛時代だと思うのですが、ネットが虎視眈々とメディアの王座を狙っている。すでにコマーシャルはネット界に移り始めており、テレビコマーシャルに費やされる費用は減り始めている。だからテレビ界はサラ金のコマーシャルやインチキ不払い保険のコマーシャルを流して顰蹙まで買っている。
テレビは創成期はすべてが自局製作だったのですが、今ではほとんどが下請けプロダクションが作った番組を流しているだけだ。だからテレビ局はピンはねするだけの業態となり、都心に豪華な自社ビルを続々と建てている。そしてテレビ局の社員は高給取りの代名詞にもなっている。
テレビ局が優れた作品を続々と放送してくれれば文句は無いのですが、最近はくだらないバラエティー番組ばかりになって、テレビよりもネットを見ている時間のほうが長くなった。テレビでくだらない番組が増えたのは中村氏が言うように視聴者よりもスポンサーを見ているからであり、安くて視聴率の稼げるバラエティー番組ばかりになってしまうのだ。
12月16日にも「テレビはインターネットをなぜ嫌いなのか」を紹介しましたが、ネットが本格化しても優れた放送作品を作り続けていればテレビ局も生き残れるのでしょうが、放送免許に胡坐をかいたコマーシャル枠の切り売りだけでは、やがては他の放送形態にとって代わられるだろう。
最近ではニュースのワイドショー化が目立つようになりましたが、コメンテーターのばかげた話が顰蹙を買っている。芸能人が時事問題を語っているのだから、お笑い芸人がニュースキャスターになってもおかしくは無いのだろう。やがてはニュース番組もバラエティー化するのではないかと思う。「たけしのTVタックル」や「太田光の私が総理になったなら」もニュースがバラエティー番組になった先駆けになるだろう。
ネットではロケーションフリーで世界中のテレビ番組が見れるようになりましたが、やがてはアメリカのテレビ局が日本向けのテレビ番組を作るような時代も来るだろう。西武ライオンズの松坂投手が100億円でボストンレッドソックスに移籍したのも、アメリカの放送業界の影がちらつく。大リーグの試合が日本で直接放送されれば大リーグ機構に直接金が入る。
サッカー選手の欧州チームへの移籍も話題ですが、これも欧州のプロリーグが直接ネットで放送される事に対する先行投資だろう。いままではテレビ局が間に入って中継されていましたが、アメリカや欧州から直接日本の家庭に放送される日がやってくる。あるいは日本の番組も世界にネット放送で世界の家庭に放送されることもあるだろう。
ハリウッドの映画などもダウンロードして見るのが普通になるだろうし、レンタルビデオ屋も必要無くなって、DVDなどもバックアップ用にしか使われなくなる。いわば情報の中抜き現象が起きて、製作者とユーザーとが直接結びつくようになる。
本などにしても小説家などの著作料は本の価格の10%程度ですが、ネット販売でなら製本料や取次ぎ販売手数料がかからないから、本の値段は十分の一にしても作家や著者は変わらない儲けが手に出来る。2000円の本でもダウンロードすれば200円でもペイできる。
テレビ放送もネットでならデジタルムービーカメラとパソコンがあれば出来るのだからテレビ局にとっては脅威だ。テレビ番組がサーバー型の放送にならないのもテレビ局の都合によるのですが、見たい番組を見たい時に見るのではコマーシャル枠が売れなくなる。今のように、だらだらと垂れ流しで放送されるものを見ているスタイルでないと商売にならない。
利権に溺れるものは久しからず、と言う諺が出来るかもしれませんが、放送局や新聞社が無くなるとは思いません。しかし現在のような殿様商売は出来なくなるだろう。ワイドショーのコメンテーターもいいかげんな事を言えばネットで叩かれるようになった。テレビや新聞にとっては商売がやりにくい世の中になりました。
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