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(回答先: 今日も出るか!TBSと協栄の八百長放送 投稿者 明日がある限り 日時 2006 年 12 月 20 日 16:51:10)
□まーぼのボクシングの観方(亀田−ランダエタ戦に向けて) [まーぼの日記]
http://blogs.yahoo.co.jp/marbow2418/9451618.html
まーぼのボクシングの観方(亀田−ランダエタ戦に向けて)
2006/12/20(水) 午前 0:07
亀田−ランダエタ戦直前で、今更何かと思うのだが、折角書き溜めたものなので、記事にしてみた。
まーぼはその昔、アマチュアで多少のボクシング経験があるため、観方もアマチュアの影響を強く受けていることを断っておきたい。
日刊スポーツで8/16〜20に5回に渡って「どうなってるの? ボクシング採点」という記事が連載されていた。まーぼの記事はそれらとは独立に執筆しているが、気になる方はそちらも併せて読まれると非常に参考になるものと思う。
【攻撃的要素】
倒すパンチ
単独でポイントを奪う、相手のダメージ次第では試合を決める。
効くパンチ
相手の動きを止めるパンチ、これが多い方がラウンドを取る。
(以上、いわゆる「有効打」)
叩くだけのパンチ
数がまとまるとダメージを与える、相手のスタミナを奪う。
ガードの上からのパンチ
攻撃側の印象が多少良くなる、相手の攻撃機会を遅らせる。
(以上、いわゆる「手数」)
ステップイン
強いパンチを打つための要素として、下がりながら打つよりも評価される。
前進しているだけではダメ、パンチを打つことで初めて評価される。
その他
強打に結びついたカウンター・コンビネーションはプラスαの技術評価を受ける。
【防御的要素】
空振りの誘発(ダック、スリップ、スウェーなど)
防御側の印象が多少良くなる。攻撃側がスタミナを失う。
ステップアウト、サークリング、サイドステップ
対戦相手のパンチを避けた直後に反撃することで評価される。
避けるだけではあまり評価されない。
【その他の戦術】
ポジショニング
相手の強打を避け自分が強打を打てるポジションを取る技術は印象を良くする。
必ずしもロープを背にした方のポジショニングが悪いとは言えない。いわゆる「誘い込み」があり得る。
防御的打撃
相手に打たせないために打つパンチ、言い換えれば、ダメージを与えるパンチではなく、相手に試合の主導権を与えないために打つパンチ、例えばサークリングしながら打つ伸びのあるジャブなどを指す。
【会場観戦とテレビ観戦の違い】
パンチがヒットした際に発する音
リングサイドではパンチ力による違いが分かる様子だ。テレビ観戦では意識的に聴いていても難しいかもしれない。ジャッジと自分の採点が食い違う原因として認識しておく必要がありそうだ。
上に書いた要素を、攻防の要所要所で指折りながら観戦すると、いろいろ面白いだろう。
ボクシングを見慣れたファンの方々にとっては、何をくどくどと分かり切ったことを、という感じの記事になってしまったかもしれない。
まーぼがこの記事で書きたかったことは、試合の雰囲気やら興奮したアナ・解説者の声やらに惑わされず、試合を丁寧に技術要素に分解しながら観戦すると、一層ボクシングへの興味と理解が深まるのではないか、というささやかな提案のつもりなので、どうかご理解頂きたい。
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