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<ベラルーシ>ロシア産ガス輸出価格で大詰めの交渉継続
12月31日19時24分配信 毎日新聞
【モスクワ町田幸彦】ロシア産天然ガスのベラルーシ向け07年輸出価格をめぐる協議が31日、モスクワで行われ、両国代表は値上げ幅などについて大詰めの交渉を続けた。ロシアの国営ガス独占企業ガスプロムは、交渉決裂の場合、1月1日からベラルーシへのガス供給を止めると表明。一方、ベラルーシのセマシコ第1副首相は30日、現行価格の1000立方メートル当たり約47ドル(約5600円)から100ドルへの値上げを認める考えを示し、ガスプロムとの最終合意を目指した。
セマシコ副首相は31日、モスクワ入りし、ガスプロムとの交渉に入った。タス通信によると、ガスプロム幹部は同日午後、「我々は新年を迎えるまでにすべての契約書に調印するつもりだ」と述べ、ベラルーシ側との協議を続けた。
ガスプロムは06年11月、ベラルーシ向けガス輸出価格を現行の約4倍(200ドル)にする大幅値上げを通告したが、12月30日までの折衝で07年価格を105ドルに設定。新価格の内訳をガス代75ドルにして、残りの30ドル分をベラルーシのパイプライン管理国営企業ベルトランスガスの株式50%譲渡で立て替えるよう要求した。
ロシアの欧州向け輸出ガスの2割はベラルーシ経由。ガスプロムは06年1月、価格交渉の決裂でウクライナ向けガス輸出を一時停止し、西欧諸国へのガス供給に影響が出た。
最終更新:12月31日20時27分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061231-00000046-mai-int