わが国財政の総合的把握(pdfファイル)
このデータから、90年から99年の失われた10年の全貌が明らかになる。9年間で資産総額が1427兆円から2274兆円にまで847兆円(59%増)増加する一方、負債総額は1294兆円から2422兆円に1128兆円(87%増)増加した。その結果、公的部門の正味資産は、90年度末の132兆円から99年度末の△148兆円と280兆円減少し、マイナスに転じた。
このデータも終わりに結んでいるように、資産は評価であって、この値段で裁けるかどうかは疑問ということだ。ブレア主導のニューバリュー・顧客の満足度の追及で、とことん評価が減額していくだろうとの予測。
なんと安値で国の資産を多国籍企業に売却し、途上国に奉仕しろとの申し伝えだ!!徹底したコスト意識でリストラ圧力、地方切捨てもこの新会計基準にありそうだ。
無茶苦茶に国債を刷らせたのはどこのどいつだよ。高く買って、安く売らせるためだな。コングロマリットに食い殺される日は近いだろう。
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