★阿修羅♪ > 国家破産48 > 758.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□「年明け株価2万円」の真偽 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2893729/detail
「年明け株価2万円」の真偽
株価が連日、高騰している。きのう(18日)平均株価は6日続伸し、一時は7カ月ぶりの1万7000円に迫った。終値は前週末比47円80銭高の1万6962円11銭だ。
1カ月前の11月20日は1万5725円だったのに、あっという間に1200円以上の値上がりである。市場からは「年内に1万7500円台をつける」(リテラ・クレア証券投資情報部長・井原翼氏)という景気のいい声も聞こえる。年明け2万円という説もあるが、果たして株高はいつまで続くのか。
「株価が急騰しているのは、外国人が買っているからです。ヘッジファンドは11月決算で、新年度になった12月から買い始めた。それとM&A期待です。来年から外国企業による三角合併が解禁される。買収のターゲットになれば値上がり確実です。企業が防衛策として『持ち合い』を再開したことが、株価上昇につながっている面もあります」(大手証券マン)
「亥年は負けナシ」というジンクスがあることもあって、市場は「年明け相場」を楽観視している。実際、米大統領選の前年は米国の景気は良く、08年の北京五輪を控えて中国の好景気も持ちそうだとみられている。東京市場に落とし穴はないのか。
「もともと1月の東京市場は、毎年しっかりしているので2月上旬までは、株高が続くでしょう。しかし、問題は1月に利上げがあるかどうか。日銀が利上げに踏み切れば、下落は必至。それ以上の波乱要因は、4月の統一地方選、7月の参院選です。政局が大混乱すれば、暴落もあり得ます」(アナリスト)
この数日の株高にむやみに乗らない方がいい。
【2006年12月19日掲載】
2006年12月22日10時00分