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□日本人社員のぶったまげた待遇の給料 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2888786/detail
日本人社員のぶったまげた待遇の給料
3年連続で過去最高益を上げた米大手証券ゴールドマン・サックス(GS)の大盤振る舞いには驚いた。ボーナスだけでCEOクラスは29億円。最高額は100億円を超え、新入社員でもナント1200万円近くというから、タメ息すら出ない。一体、どんな社員がどんな生活を送っているのか。
GSの“日本支社”はあの六本木ヒルズに入っているが、30代の日本人社員はこう語る。
「採用基準? 日本では“生え抜き”が重視され始め、新卒採用にも力を入れているけど、周りで一般の私大出身者というのはあまり聞かない。東大とか京大、それも大学院卒とか米国の名門大卒とか。英語は入ってから勉強したって社員もいます。MBAは持っている人の方が多いでしょ。ひと昔前なら財務省のキャリア官僚になったタイプですね。あと、名門オーナー企業の社長の子女もいます。財界にコネがあるってことが、情報なんかを含めていろんな意味で重要なんです」
普通のサラリーマンには縁がないし、暮らしぶりもまるで違う。
「10億円プレーヤーぐらいじゃないと社内では話題にも上らないし、ある30代前半の先輩は管理費だけで月10万円の億ションに住み、奥さんはベンツを乗り回しています。とはいえ、営業関係だと早朝に出社して仕事、ビジネスランチを食べてから仕事、夕方から取引先を回り、夜は接待。9時か10時頃にいったん会社に戻り、ひと仕事してから深夜帰宅。土日もミーティング。稼いでも使っているヒマがないし、バツイチもかなり多いですよ」(別の20代社員)
それで何千万円というボーナスをもらっている社員の夢は、意外や「ハッピーリタイアメント」なんだとか。30代後半の元社員が言う。
「大手証券会社やメガバンクからの転職組もいますが、結果が出ないとすぐに『お引き取りを』とクビになる。『来年は頑張ろう』なんてあり得ない。だから30代半ばを前に『辞めたらどうするか』という話題によくなります。ウン億円稼いでから、音楽とか写真とか趣味の世界に転身する社員もいる。もっとも、知り合いの元社員は『辞めてからアメリカで遊んだけど、1カ月でやることがなくなった』なんてボヤいていました」
そうは言っても、経団連が発表した日本の大手企業288社の冬のボーナス平均額は、過去最高を更新とはいえ、約88万円。世界に約2万6000人いるGS社員の平均額は7250万円なんだとか。こういう人たちを「勝ち組」という。
【2006年12月18日掲載】
2006年12月21日10時00分
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□米証券業界の好景気とゴールドマン・サックス [暗いニュースリンク]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2006/12/post_3cac.html