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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061213-00000551-reu-bus_all
世界経済、米国主導で明らかに減速中=世銀
12月13日16時27分配信 ロイター
[ワシントン 13日 ロイター] 世銀は、世界の経済成長は転換点に達し、米国主導で明らかに景気減速が進行中、との認識を示した。
世界経済見通しに関する年次リポートを発表した。そのなかで、世銀は、2006年の世界経済の成長率は5.1%となり、2007年には4.5%に減速、2008年に4.6%に持ち直すとの予想を示した。
途上国については、今年は7%と先進国の倍のペースで成長。2007年は6.4%、2008年は6.1%に鈍化する見通しとしている。
一方で、先進国の経済成長率は、今年が3.1%で、2007年には2.4%に鈍化、2008年は2.8%に上向く見通し、としている。
世銀エコノミストのハンス・ティマー氏は、記者団に対して「途上国と先進国のギャップが広がっている」と指摘した。「途上国は成長を加速させることができるが、先進国はそうではない」との認識を示した。
途上国では政治・金融面の環境が改善、高成長が続く、としている。
同リポートは、軟着陸の可能性は依然あるが、米住宅市場の減速で、予想より深刻な景気減速、リセッションが起きかねない、としている。
景気減速が急なら、国際商品価格の下落につながり、これまで経常収支に問題がなかった途上国の多くが、困難な状況に陥る、としている。
世銀は、急速な成長のインフレへの影響はこれまで、国際商品など一部にとどまっていたが、中国やアルゼンチン、インドなど途上国で景気抑制に失敗すれば、これらの国のインフレ率は上昇する、と指摘した。
最終更新:12月13日16時27分