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[チューリヒ 14日 ロイター] スイス国立銀行(中央銀行)は、14日、政策金利であるスイスフランの3カ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の目標レンジを0.25%ポイント引き上げた。ロート総裁の利上げの記者会見での発言要旨は以下の通り。
◎スイス経済は現在好調で、過去2年間で確実に強まった。
◎原油価格は依然として5年前より約3倍の価格水準にあることを思えば、原油価格低下の経済的影響は小さそうだ。
◎2007年初めには失業率は3%以下に低下しそうだ。
◎2007年については、我々は経済のモメンタムが低下すると予想している。
◎スイスフランの対ユーロでの変動は、最近はごく小さい。ただ、この静けさにだまされてはならない。永遠に続くわけではない。
◎スイス国立銀行はスイスフランの価値を評価する上で、インフレ調整後の為替レートを用いており、個別の貿易相手国の重要性を考慮に入れている。
◎この現実的で効果的な為替レートで測れば、現在のスイスフランは2000年と同水準にある。
◎インフレの勢いから示されるように、2%という金利は依然として拡張的だ。