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(回答先: オーストラリアのカンタス航空・・・ 買収案を受け入れ 総額約111億豪ドル(約1兆円) 【時事通信】 投稿者 hou 日時 2006 年 12 月 14 日 22:16:48)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djBJK2804.html
シティグループ、中米の金融機関買収で合意
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米シティグループ(NYSE:C)は13日、中米の金融機関を15億1000万ドル相当の現金と株式の組み合わせで買収することで合意したと発表した。
シティによると、コルポラシオン・UBS・インテルナシオナルから、グルポ・クスカトランの子会社グループを買収する。グルポ・クスカトランは、エルサルバドル、グアテマラ、コスタリカ、ホンジュラス、パナマで、商業銀行業務、企業向け銀行業務をしている。シティは同社の、エルサルバドルでの年金・保険業務を含む、銀行・金融仲介機関も取得する。
シティは1年にわたり、米連邦準備制度理事会(FRB)から大規模な買収を禁じられていた。最近は小規模の買収を重ねている。13日には、モルガン・スタンレー(NYSE:MS)の英国の資産運用部門であるキルターの買収についても合意したと発表した。買収金額は明らかになっていない。
今回の中米金融機関の買収合意はシティにとって、最近の中米での買収合意としては2件目、米国外企業との買収合意としては今秋5件目。
10月には、中米のクレジットカード発行会社でトップであるとして、グルポ・フィナンシエロ・ウノの買収で合意した。この買収金額も公表されていない。同月には、トルコの銀行大手アクバンクの株式20%を取得することで合意した。11月には、中国の広東発展銀行の株式約86%を、シティ率いるコンソーシアムが取得することで合意した。
こうした動きは、シティのチャールズ・プリンス会長兼最高経営責任者(CEO)が、同社にとっては米国よりも米国外の高成長の市場に大きなチャンスがあると考えていることを示している。ただ、これらの合意によって、多くのシティ株主が抱いている不安の1つである同社の収入の低迷が直ちに好転するかどうかは不透明だ。
プリンス氏は声明で「グルポ・クスカトランの子会社グループを買収することは、当社が中南米事業を拡大するうえでのさらなる大きな一歩。グルポ・フィナンシエロ・ウノの買収はまだ完了していないが、これを含めたこれらの買収により、当社は中米の個人・企業の顧客のために、事業能力とサービス内容を迅速かつ大幅に強化できる」とした。
シティグループによると、グルポ・クスカトランの資産総額は54億ドルで、貸出残高は35億ドル、預金残高は34億ドル。