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米大手証券、利益のピークはもう過ぎた?−07年最高益実現は困難か (ブルームバーグ)
2006年12月11日(月)09時49分
12月11日(ブルームバーグ):3年連続で過去最高益を達成したウォール街のピークはもう過ぎたのかもしれない。
米景気が1年ぶりの低成長となり、欧州と日本の金利が上昇するなか、ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレー、メリルリンチ、リーマン・ブラザーズ、ベアー・スターンズの5社は今年並みの利益を2007年も達成することは困難となりそうだ。S&P500種株価指数構成銘柄の売買高は減少している上、モーゲージ関連デリバティブ(派生商品)の販売は15%落ち込んだ。買収に利用された債券が過去最高額に達していることに懸念も強まっている。
投資銀行レーン・ベリーのフレデリック・レーン会長兼最高経営責任者(CEO)は「これらの企業が同じ成長率を実現することはますます難しくなっていくだろう」と述べた。
ブルームバーグがまとめたアナリスト予想によると、ゴールドマンとモルガン・スタンレー、メリル、リーマン、ベアー・スターンズの5社の今年の純利益は前年比43%増の291億ドルとなる見通し。07年は0.1%減と、6年ぶりにマイナスが見込まれている。アナリスト予想は過去5四半期にわたり、実際よりも低い水準だった。
サンフォード・C.バーンスティーンのアナリスト、ブラッド・ヒンツ氏は「樹木が空まで伸びることはない」と述べ、「想像できるのは、それがどのように終わるかであり、いつ終わるのかは想像できない」と語った。
インスティチューショナル・インベスター誌の米証券会社担当アナリスト番付トップ、メリルのガイ・モスコウスキー氏は、ゴールドマンとモルガン・スタンレー、リーマン、ベアー・スターンズの利益の合計が07年は5.8%減少し、総収入は約2%減となるとの見方を示した。トレーディング収入は来年 3.7%減少する見込み。証券引き受けやM&A(合併・買収)助言などを含む投資銀行業務の収入は7.8%増、資産運用業務の収入は11%増となる見通しだという。
米国債のボラティリティ(変動性)は過去5年間で最低となり、米国株のボラティリティも約10年ぶりの低水準となっており、証券会社の収益機会が減少している。S&P500種構成銘柄の売買高は過去3カ月連続で、前年同月を下回っている。
原題:Wall Street Earnings May Peak After Three Years of Record Gains(抜粋) {NXTW NSN JA31VG07SXKX 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo Editor:Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Adrian Cox in London at . http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=11bloomberg34a8IM8Lbz7BJc
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