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□東急&小田急「統合構想」の実現性 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2832590/detail
東急&小田急「統合構想」の実現性
「メガバンク内部で東急電鉄と小田急電鉄の統合構想が秘密裏に検討されている」
こんな衝撃的な情報が流れたのは、10月下旬のことだった。10月といえば、ちょうど「阪急阪神ホールディングス」誕生で、両社長が笑顔で握手した頃。犬猿の仲といわれた両社の統合は、収入が安定し、公的な性格の強い鉄道会社だって再編は無縁ではない、という現実を見せつけた。当然、首都圏の大手だって……ありえない話ではない。
“構想”が検討される背景は次のような理由だ。
「少子化と団塊世代の大量退職で鉄道各社は乗客減が悩み」
「一方で、小田急は高架複々線化事業、東急は渋谷駅再開発に莫大な投資が必要」
「両社の営業エリアは共に東京西部と神奈川。沿線開発でシナジー効果が期待できる」
そして、“構想”を練っているのは、M&Aアドバイザーとして最近メキメキ実績を上げるみずほコーポレート銀行。既に、行内には東急・小田急統合の極秘プロジェクトチームまであるというのだ。当時、みずほ幹部にこの話をぶつけると、「行内でもごく一部しか知らないのに……」と絶句したものだ。
同じような話が、先日発行されたビジネス情報誌「エルネオス」12月号でも報じられている。タイトルは〈東急と小田急の経営統合を狙い、みずほが描く壮大なシナリオ〉。やはり、“構想”は事実なのか?
みずほに正式取材すると、「ありません」(広報部)と否定コメント。両社への接触についても「個別の取引については答えられない」との回答だった。当事者の東急電鉄は、「全くありません。関東ではそういうことを考える状況ではない」(社長室秘書・広報部)、小田急電鉄も、「そういう事実はありません」(広報部)としている。
だが、火のないところに煙はたたない。別のみずほ関係者は、「現場サイドはいろんな会社にさまざまな提案をしている。そんなレベルの話ではないか」と言う。そうした中みずほの内情に詳しい関係者はこう解説する。
「今年8月くらいに東急、小田急の両社に統合提案をしたようです。ただ、両社とも内部では賛否両論で、思ったようには進んでいないのが実情。ことに東急サイドの反対が強いとみられる。現時点では、両社が統合に向けて前進する可能性は低いのではないか」
とはいえ、これで私鉄再編が遠のいたかというと、そんなことはない。この話がオジャンになった場合、新たな“見合い”のセッティングも模索している様子。別の大手私鉄との統合話も急浮上している。
みずほは私鉄再編劇をどうプロデュースし、まとめあげていくのか。来年のM&A最大の目玉になりそうな予感である。
【2006年12月6日掲載】
2006年12月09日10時00分