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□【書籍紹介】日本の「会社」の実態を伝える話題の新聞連載 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2827552/detail
日本の「会社」の実態を伝える話題の新聞連載
「会社とは何か」日本経済新聞社編(日本経済新聞社 1600円)
「会所」(人々の集まる場所)と「社中」(組合・結社の仲間)から福沢諭吉が造語した「会社」という言葉に込めた日本人の共同体意識は、刻々と変わる21世紀においても受け継がれているようだ。
本書は、05年3月から06年7月まで、日経新聞1面に連載された記事を加筆修正したもので、連載期間中にも日本の会社や社会が激変したのがわかる。例えば、注目を集めた「ヒルズ族」の華やかな買収戦は、堀江・村上両被告の逮捕で暗転し、超氷河期だった学生は売り手市場へと様変わり。06年5月の会社法施行で日本の会社経営は転機を迎え、7月には伝統的な大企業の王子製紙が北越製紙に敵対的TOBを仕掛けた。
ネット取引が個人の株式売買の8割を占める今、株保有の期間は2、3週間足らずだ。会社は株主との最適距離を模索する一方、流動的な人材を確保するため、社風という見えざる資産の見直しに迫られている……。会社とは何か。第一線で活躍する経済記者が積み上げた記録の束から、その実態を探る。
【2006年12月5日掲載】
2006年12月08日10時00分