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http://j.people.com.cn/2006/11/14/jp20061114_64940.html
「月を30日とする利息計算は不当」と工商銀を提訴
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工商銀行の「個人通知預金」で、「大の月」の31日当日分の利息が計上されない事に気づいた某預金者が、これは詐欺行為に当たるとして、工商銀行北京支店朝陽支店に対して訴えを起こし、損失利息額として105.86元を請求した。北京市朝陽法院(裁判所)は13日、この訴えを正式に受理、11月23日に第一審が開かれる予定。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
訴えを起こした預金者の段氏は、株の売買をしており、口座預金の出入りが非常に頻繁だという。段氏は2005年8月26日、工商銀行北京支店朝陽支店管轄の甘露園出張所に個人預金口座を開設した。2006年8月5日、段氏は利息計算中に、工商銀行は大の月の31日分利息を計上せず、月あたり30日の計算方式によって利息を計上していることを発見した。段氏はただちに銀行員と交渉、銀行側に大の月7日間分の利息計105.86元の支払いを求めたが、銀行側はこれに同意しなかった。
段氏は、「大の月(31日)は年7カ月あり、30日未満の月は2月だけだ。銀行がこのような計算方法を採用することで、預金者は通常の年で5日間分、うるう年には6日間分の利息をみすみす失うことになる」と指摘している。
「一般の預金者が預金の利息計算をする機会はほとんど皆無で、銀行が31日当日の利息を計上していないことを自分が発見したのもほんの偶然に過ぎない。しかし、誰もが注意を払わなかった事が原因で、預金者の手に入るべき利息分が事実上、銀行に取り上げられていた」と段氏は続けた。
記者は13日、預金者として工商銀行カスタマーサービスに電話で問い合わせたたところ、「銀行は、コンピュータ利息計算プログラムにより、年間360日間、ひと月30日として利息を計算している。この利息計算は、中国人民銀行(中央銀行)の統一基準であり、あらゆる銀行はこれに基き利息計算を実施しており、あらゆる預金業務もこの計算に基いて処理されております」という回答が返ってきた。(編集KM)
「人民網日本語版」2006年11月14日