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□トヨタ、2010年までに世界ナンバー1目指す世界戦略策定=米紙 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2711392/detail
トヨタ、2010年までに世界ナンバー1目指す世界戦略策定=米紙
【ライブドア・ニュース 11月13日】− AP通信によると、世界自動車販売2位のトヨタ自動車<7203>は、2010年までに世界トップのGM(ゼネラル・モーターズ)を追い抜き、ナンバー1の座を目指す世界戦略を策定した模様だ。これは、米経済紙「ウォールストリート・ジャーナル」が13日付で報じたもの。それによると、今年初めに同社幹部の間に回覧された社内文書の中で、中国やインド、ロシア、ブラジルなどの新興市場国での自動車生産を拡大することで、同社の世界市場シェアを2005年の11%から向こう3年間で14%に引き上げ、半世紀にわたって世界に君臨してきたGMを追い抜くとしている。
同計画では、世界の自動車メーカー各社の合計販売台数は、2005年の6500万台から2010年までに7300万台に拡大すると予想しており、大市場の北米や欧州は、すでに飽和状態となっていることから、同社は需要の増加が期待される新興市場国向けに、価格的に手ごろ感のある新型の軽自動車を開発、投入するとしている。
また、同社は中国とインドでの現地生産を拡大するとしている。現在、トヨタはインドに年産44万5000台の1工場をすでに稼動させており、ブラジルにある1工場でも年間5万7800台を生産。中国では5工場で計44万3000台を生産しているが、2007年半ばまでに1工場をオープンさせ、同国での生産台数を年間69万3000台に引き上げる計画だ。このほか、ロシアでも1工場(年産能力5万台)を2007年後半に稼動させるとしている。
トヨタは、2003年の世界自動車販売台数で、米フォード・モーターを抜いており、アナリストは今後数年間で、GMも追い抜くと見ている。先月、トヨタは2008年に世界販売台数を980万台とする計画を発表しており、これに対して、GMは2005年で920万台となっている。
トヨタの広報担当は、この報道について、ノーコメントしたが、新型の軽自動車の販売については具体的な話はないとした。また、同広報担当は、「ロシアやインド、中国、ブラジルの4カ国で、当社は多くの活動を検討している。これらの国の人口増加や自動車利用率を見れば、潜在的な成長性は大きい」と語った。【了】
ライブドア・ニュース 増谷栄一記者
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/
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2006年11月13日13時08分