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□【書籍紹介】巧妙な粉飾の手口と全体像をリアルに紹介 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2667093/detail
巧妙な粉飾の手口と全体像をリアルに紹介
「粉飾の論理」高橋篤史著(東洋経済新報社 1800円)
損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の3つの財務諸表の数字を付け替える粉飾決算の背景には、主体的に行う人物や、傍観者、闇世界の住人を含めて、多くの人物が関わっている。
本書は、企業が粉飾行為に至る理由やその背景、巧みな操作手口などを詳しく紹介し、粉飾の全体像を浮き彫りにしながら、企業の負の側面をリアルに伝えている。
ライブドアは、軽いノリとゲーム感覚で株式市場を食い物にし、複数のダミーファンドを介在させて、海外にまで自社株売却益還流の仕組みを広げていた。
カネボウは、歴代の経営者が巨額の損失を10年以上も隠し続けた結果、受取手形や棚卸資産が異常に膨れ上がって、処理不能に。銀行団からの借入金は売上高に匹敵する5000億円余り。法的責任を問われた経営関与者は2人で、大手監査法人も共謀していた――。
ビジネスマン必読の書だ。
【2006年10月31日掲載】
2006年11月03日10時00分