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http://www.cnn.co.jp/business/CNN200610200027.html
今年のノーベル平和賞受賞者、北朝鮮での事業に意欲
2006.10.20
Web posted at: 20:42 JST
- CNN/REUTERS
ソウル――今年のノーベル平和賞を受賞したバングラデシュの経済学者ムハマド・ユヌス氏(66)は20日、自ら始めた、貧困層を対象とした少額無担保融資(マイクロ・クレジット)事業を、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)内でも根付かせることに積極姿勢を示した。
「地域の安定は、貧困撲滅によって高まる」「(少額無担保融資に当たるグラミン銀行は)共産主義国家でも活動可能」「指導陣の問題だけが国家を物語るのではない」などと語った。同氏は、別の平和賞受賞のためソウルに滞在中。
ただ、グラミン銀行設立などの助言で、北朝鮮から招待はされていない、とも述べた。中国はマイクロ・クレジット事業への関心を示しているとし、「(共産主義国家である)中国が政策として同事業を導入出来るのなら、北朝鮮でも問題はないと考える」とも指摘した。
マイクロ・クレジット事業では、融資した資金の返済率が高かったことから、グラミン銀行を創設。民間銀行の顧客層とはまったく異なる貧困層を中心に、無担保で少額の融資を行った。
ユヌス氏とグラミン銀行が貸し出した融資に対して、返済率は9割以上を維持。貧困層の人々が自分たちで返済計画を立てて仕事をするなど自立を促しただけでなく、多くの面で抑圧を受ける女性の経済的、社会的な解放につながった、とされる。