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http://blog.livedoor.jp/tama_liver/archives/4087700.html
“トンチン年金”は、同じ世代での『賭博』だが、
日本の“公的年金制度”は、世代間で融通してる。
そう“トンチン年金”を、毎年清算しているのだ。
結局、毎年「生き残った」(何割かの)年寄りに、
残りの何割かが、(トンチン)年金を支払うのだ。
…年金を支払う人間と受け取る人間の「割合」を
どう定めるかが問題で、それで受給額が決まる。
“長生き順”に、何歳から年金を貰うか、5年毎に
計算して「決める」だけで良い。少し上乗せして、
自分たち(OB)が、年金資金を自由に使えれば、
さらに良い。そう考えていたのではないか?あとは
制度を複雑にして『賭博』と分からなくすれば…
…10人が支払い、3人が受け取る、というように
「割合」さえ決めとけば、日本人が死滅しない限り
公的年金制度が、崩壊することはないと、役人達は
信じていたようだ。厚労省のHPをみれば分かる。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/nenkin/
seido/index.html#2-q1
あくまで“サバイバルゲーム”と悟られないように
公的年金を『世代間の助け合い』と美化していう。
…まさか“長生きゲーム”とは、いえないからね。
同じ世代の“トンチン年金”は『賭博』だけれど、
違う世代での“長生きゲーム”は、『ねずみ講』と
同じで、後から入った人が不利。『詐欺』に近い。
途中でやめたら『損をする』ように、65歳まで
25年かけないと、年金が貰えないようにする。
…先に死んだら当たり前だが『年金』は貰えない。
“長生き順”に年金を受け取れば、潰れっこない。
そういう風に、お役人様は『作ったはず』だった。
“トンチン年金”と同じ“長生きゲーム”だった。
しかし、新規参入者(生まれてくる子供)が減り、
賭博の敗者(死ぬはずの年寄り)が、生き残った。
“長生きゲーム”は、勝者ばかりになった。
5年毎に受け取れる年齢を見直せば、崩壊しない。
はずだったが。どうも、雲行きが、怪しくなった。
支払う世代と受け取る世代が、固定してしまった。
“長生きゲーム”は、前の世代が、長生きになって
いつも勝ち続け“賭博”が成立しなくなったのだ。
この上“賭博”を続けるには、受け取れる年齢を
引き上げるしかないのだが…。そんな“ゲーム”に
誰が、新規参加して「損をする」というのだろう?
よほど“長生き”できる、自信がある人だろうか?
『ねずみ講』が永遠に続くと、信じたのだろうか?
日本の公的年金制度の正体が“トンチン保険”だと
誰の目にも、明らかになる日は近い。