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□【スクープ】西岡進氏が菱和ライフTOBの拒否を通告(1) [東京アウトローズ]
http://outlaws.air-nifty.com/news/2007/01/post_2dc9.html
2007年1月22日 (月)
【スクープ】西岡進氏が菱和ライフTOBの拒否を通告(1)
東証2部の菱和ライフクリエイト(野崎善久社長)に対して昨年12月28日から、TOB(株式公開買付け)が実施されている。今回TOBをかけたのは投資ファンド「アールブイスリー」(東京都港区南青山)。同ファンドには、企業支援会社リヴァンプリが55%、米リーマン・ブラザーズ系不動産投資会社が45%をそれぞれ出資している。公開買付期間は1月31日(20営業日)までだが、対象者である菱和ライフが延長を請求すれば、30営業日の2月15日までとなる。買付け価格は1株950円。買付け予定数3615万6300株(70・34%)に満たなかった場合、TOBは不成立となる。
取得総額は343億円強になる見通しだが、TOB成立後も「アールブイスリー」は株式交換により菱和ライフの100%子会社化を目指すという。その場合、菱和ライフは上場廃止になるため、すでに同株は監理ポストに入っている。資金調達は、リーマン・ブラザーズグループがローンを組むが、関係者によると、「買収先である菱和ライフの販売用不動産を担保にして、買収後にローンを返済するLBO(レバレッジド・バイアウト)」だという。また、TOBが成立すれば、虎ノ門キャピタルが50億円の匿名組合出資をおこなう予定になっている。
今回のTOBには、菱和ライフ側も賛同。同社のホームページには、「当社株式に対する公開買付けに関する賛同のお知らせ」(昨年12月27日付)が掲載されている。同文書によれば、昨年5月におきた「ビル虚偽登記事件」の影響で、金融機関からの資金調達が困難になり、マンション販売にも重大な支障が出ているという。そのため、同事件で逮捕・起訴された西岡進氏の影響力(発行済株式36・5%所有)を完全に排除することが、経営上の「最大の課題」であるとしている。そして、西岡氏が全保有株をTOBに応募すると合意していることなど、公開買付者から資料の開示があったため、菱和ライフ側は賛同するに至ったという。
ところが、この間、西岡氏側は菱和ライフに対して抗議文書を送付。1月15日には「この様な状況で保有株式を売却する事は出来ません」との通告書(=写真)を内容証明郵便で送っていたことが本誌の取材で判明した。(続く)