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http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=83828&servcode=300§code=300
「韓国−中国の技術格差、わずか3.4年」
海外市場に進出した国内貿易業者が体感する韓国の輸出競争力が中国よりも落ち始めている、という調査結果が出てきた。
韓国貿易協会が18日出した「輸出産業実態調査」によると、中国よりも輸出競争力が落ちると答えた業者は39.3%だった。 59.2%は最大競合国に中国を選んだ。 これは、05年輸出実績50万ドル以上の輸出業者1万4000余のうち1000社を選び、昨年10月18日から12月8日にかけてアンケート調査を実施した結果だ。
「競争優位にある」という回答は34.7%で、前年(45.2%)に比べて大きく落ちた。 大企業の場合、昨年の資料では55%が「中国よりも優位」と答えたが、今回は34.1%にとどまった。
競争力が最も悪化した部分は価格競争力だった。 ウォン高と原油高騰、原資材価格の上昇、輸出単価の下落などが主な要因に挙げられた。
ただ、品質とデザインは明確に良くなったという点が幸いだ。 先進国品質水準を100とする場合、昨年の韓国の品質競争力は90.2%だったが、今年は93.2%に高まると予想されている。 韓国と中国と技術格差は3.4年程度と推算された。 デザイン競争力は先進国の88%水準に達しており、今年は90.5%に上がると見込まれる。
輸出採算性は悪化の一途だった。 韓国輸出は昨年2けた増加率を記録し、年間3000億ドルを超えたが、輸出業者の9割は「利益が大幅に減った」と答えた。 9割以上の業者がウォン高による影響を受けたと答えた中、特に中小業者の7割は為替リスクを管理しておらず、対策が急がれると指摘された。
また輸出業者は海外販売網確保をバイヤーに一任(35.4%)または現地流通網と販売提携(35%)するなど、消極的な方法に依存していることが分かった。
貿易協会のパク・ブギュ貿易振興チーム長は「中国は軽工業だけでなく重工業と先端分野で韓国に追い付いてきている」とし「従来よりも一段階高い投資・マーケティング戦略を駆使する必要がある」と語った。