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NY原油が一時50ドル割れ、終値1年8か月ぶり安値
【ニューヨーク=山本正実】18日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は、暖冬を背景に米国の原油在庫が増加したことから売りが加速し、代表的な指標であるテキサス産軽質油(WTI)の2月渡し価格は一時、前日比2・34ドル安の1バレル=49・90ドルに急落した。
WTIが50ドルを下回るのは2005年5月以来、約1年8か月ぶりだ。終値は同1・76ドル安の1バレル=50・48ドルで、終値として約1年8か月ぶりの安値となった。
米エネルギー省が18日に発表した統計で、原油在庫が大幅に増加したほか、国際エネルギー機関(IEA)が2007年の石油需要見通しを下方修正したことも売り材料となった。ヘッジファンドなど投機的な資金が原油から穀物など他の投資商品に向かっているとの見方もある。
原油の在庫が増加しているのは、暖房油の大消費地である米北東部で温暖な気候が続き、原油の需要が減少しているためだ。ただ、1月中旬から本格的な寒波が到来したため、今後は原油の需要が高まるとの見方もある。
原油相場は昨年7月14日に史上最高値となる77・03ドルをつけた後、下落局面に入っていた。
(2007年1月19日11時35分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070119i304.htm