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円、121円台=日銀の利上げ見送りで失望売り〔NY外為〕(18日)
1月19日7時41分配信 時事通信
【ニューヨーク18日時事】18日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日銀の利上げ見送りを受け失望売りが広がり、一時2003年3月以来約3年10カ月ぶりの安値となる1ドル=121円60銭まで下落した。午後5時現在は121円18―28銭と前日同時刻(120円61―71銭)比57銭の円安・ドル高で取引されている。
最近の利上げ見送り報道にもかかわらず、米投資家の間には日銀は利上げを断行すると予想していた向きが多く、「見送り決定は驚き」(フォーリン・エクスチェンジ・アナリティックスのパートナー、デービッド・ギルモア氏)と受け止められた。
今年に入り、福井俊彦日銀総裁や尾身財務相が日本経済について前向きなコメントをする一方で、メディアが利上げ見送り方針を伝えるなど、「政策決定プロセスが不透明なことを嫌気した売りも出た」(スミス・バーニーの通貨エコノミスト、リサ・フィンストロム氏)という。
また、「真偽のほどはともかく、日銀は政治的圧力で利上げを見送ったと感じている投資家が多い」(同)こともマイナス材料となった。
この日発表された米景気指標は、12月の住宅着工件数、1月のフィラデルフィア連銀景況指数など、いずれも景気の底堅さを裏付ける内容でドルを下支えした。
市場では、円が2005年の安値である1ドル=121円台を下回ったことで、125円台が視野に入ったとの見方が強い。(続)
最終更新:1月19日7時41分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070119-00000024-jij-brf