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むなしく響く 安倍式 再チャレンジ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-29/2006092904_01_0.html
「再チャレンジ」を掲げる安倍首相。ところが、格差社会を生み出した「構造改革」の加速を表明し、「再チャレンジ」についても「『再チャレンジ』というのは、セーフティネット(安全網)ではない」(『安倍晋三の経済政策を読む』)といってはばかりません。そして、「最も重要なのは起業の促進」というだけ。しかも掲げる政策は、ベンチャー企業に投資する投資家を優遇する税制です。
共産党がまっとうなことを指摘しています。
ベンチャー企業は、リスクが高く、成功率は低いのです
それ自体が、経済の成長エンジンになることはありえません。
ましてや、日本のように大きな経済だと波及効果も限定的です。
また、たとえ成功した企業があっても、日本の場合、株への参加条件
が高く、(欧米は1株からです。しかし、日本の場合、株への投資は、多額の初期投資が必要で多様なポートフォリオを初心者は組むことができません。)
多くの参加者への波及効果に問題があります。
それは、高いリスクを乗り越え、成功したらの話で、成功しなければ
ただの不良債権になります。
いうなれば、安部政権が思っている以上に簡単には、経済成長のエンジンにつながらない
ことがすぐに分かるとおもいます。
それよりも、早急に特別会計を解体一般財政に組み込み。
減税をおこなうこと、生活保護とセーフティネットを整えてから、道州制の導入を早急に整備し、供給過剰をへらすこと、また、貯蓄から投資を推進し、1株から購入できるようにする。
年金をポータビリティ化し、社会保険庁を解体、401Kへの手厚い教育支援制度を盛る。
高速道路を国有化し安くして、国道との役目をはっきり分けて、既存の高速道路を安全かつ拡張し、国道網を再構築する。
道州制で出てくる、国の隠れ借金部分を徹底的に落とし、その分セーフティネットにまわし、官民あげて構造改革をおこなう。
「雇いやすく、首を切りやすい」というデンマークモデル・「分業を促進させる」オランダモデルを明確に業界別選択性で導入し、いままでの日本の二重経済構造を見直し、国内の産業再編を促し、資本市場と社会保証をうまくとりれて、「貿易黒字の解消」と「過剰貯蓄の解消」を徹底しておこなうことが重要です。
日本の問題点は「貿易黒字」と「過剰貯蓄」と「二重経済構造」と「ヨーロッパ並みの重税なのに社会保証の不安(源泉・特別税)」にあります。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-29/2006092904_01_0.html