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(回答先: 一言主さんへ 国内市場に使える資金が少ないと言う意味で使いました。の意味が全く分かりません。 投稿者 hou 日時 2007 年 1 月 15 日 00:03:22)
ご返答有り難うございます。
付けていただいていた資料を見ました。これには貯蓄率が高まったと書いてあります。所得が少なくなっている折りに、又借金が増えているときに貯蓄率が高まれば消費に使える資金が少なくなるのは当たり前ではございませんか。国内市場で個人の消費者が将来のへの不安から所得が減ってもなおかつ同じ量を貯蓄しておれば貯蓄率が上がります。当然国内で使える資金が少なくなるわけです。貯蓄率というのは貯蓄÷所得です、所得が減れば当然貯蓄率が上がります。houさんのおっしゃりたいのは、所得がなぜ全部消費に回されず貯蓄に向かうのかと言う意味かも知れません。もしそうであるなら、将来への不安が貯蓄率を高めているからかも知れません。
ここで私が言う国内で使える資金が少ないというのは、経済的にはマクロの経済を意味しています。全体の量です。個人的にあの人が使える資金があるとかないとか言うのではなく、全体で見ると、日本はバブルを解消する手段として取った総量規制が最悪の手で、不良債権を山として築き、借金が日本全体の貯蓄を上回ってしまった。その結果消費に回る資金が少なくなり、需要減を招いた。日本の供給量はバブルの時の状態のままであったので、企業同士がすさましい競争を演じ確定か競争に打って出た結果価格が低下していった。それが所得減を招きデフレスパイラルに入っていったのである。それが日本のデフレの原因です。デフレインフレの一般理論は、借金が貯蓄を上回った状態の経済を扱った理論です。今までのケインズなどの経済学は貯蓄があることを前提にした経済学です。これだとデフレの経済を正確に捉えられません。そこには今までと違った考え方と解消のためには違った政策が必要になります。是非ご参照下さい。