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□米研究グループ、火星で数年前に水が流れた痕跡を発見=ET存在の可能性 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2825278/detail
米研究グループ、火星で数年前に水が流れた痕跡を発見=ET存在の可能性
【ライブドア・ニュース 12月07日】− AP通信によると、米研究グループは6日、火星の表面で1999年以降に水が流れたと見られる峡谷のような地形を発見した。これは、米NASA(航空宇宙局)の探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー」で撮影した画像の分析で分かったもの。1999年と2001年、2004年、2005年に撮影した南半球にある2つのクレーターを最初の2年と最後の2年に分けて比較したところ、水流によるものとみられる地形の変化が斜面に沿って生じていたことが分かった。研究の詳しい内容は8日付の科学誌「サイエンス」で発表される。水の存在が確認されれば、生命に必要な要素が増えることからET(地球外生物)の可能性を含めて科学者の間でも注目を集めている。
研究では、2つのクレーターで、それぞれ5-10回程度、水流が地表を削り、溝が掘られたとしている。2004年と2005年に撮影した画像では、峡谷の中に長さ数百メートルの明るい色の沈殿物があるが、1999年と2001年にはなかった。この沈殿物は、水が流れた時の泥や塩分、霜などといった残留物だという。火星の地表は気温が氷点下にあるほか、大気圧が低いため、水は凍結するかガス状になり、長時間存在することができないが、科学者は、地下の水源から間欠泉のように噴出したとしている。NASAが2004年3月に送り込んだ無人探査車「オポチュニティー」が採取した岩石の調査によって、火星の表面にはかつて、水が存在したと考えられている。
ただ、今回の発見について、懐疑的な見方もある。月惑星研究所(ヒューストン)のアラン・トレイマン氏は、「画像からは濡れた跡が見てとれない。流動体となりうる砂や粉塵(ふんじん)が雪崩のように流れ落ちた可能性がある」という。一方、サーベイヤー搭載のカメラを担当した民間企業、マリン・スペース・サイエンス・システムズの科学者は沈殿物の形状や色などからみて、水流があったのは最近のことだと反論する。砂や粉塵であれば、明るい色は発しないという。
コロラド大学ボルダー校のブルース・ジャコスキー教授(大気圏・宇宙物理学研究所)は、研究には参加していないが、「新発見は火星での生物探査の重要性を示している。生命体が存在するという考えを後押しする根拠が1つ加わった」と話す。45億年前に誕生した火星は、初期は、湿潤で温暖な期間があったが、15億-25億年後には終わり、寒冷で乾燥した環境に変化したと考えられている。また、1996年に打ち上げられたサーベイヤーは先月2日から通信が途絶したままだ。【了】
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ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者/em
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年12月07日20時19分
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