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□子供を殺す「鬼母」 動物としての本能が消失 [J-CASTニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2822998/detail
子供を殺す「鬼母」 動物としての本能が消失
母親が自分の子供を虐待、殺してしまうという事件が後を絶たない。背景に家庭環境の複雑さや、男の影がちらつくなど、いくつかの共通点があるが、殺人までしてしまう理由がわからない。子育ての専門家は「動物としての本能が失われている親の再教育は難しい。母親の子供殺しはこれからも増えていくだろう」と予想している。
2006年に入ってから、母親の子供への虐待、子殺し事件をあげると枚挙にいとまがない。最近でも、
「札幌市東区本町のアパートに住む無職の女から『子ども2人を殺した』と110番があった。警察官が自宅に駆けつけ、7歳の長男と4歳の二男の2人の遺体を発見した。東署は自宅にいた母親(33)が殺害を認めたため、殺人の疑いで逮捕した」(山陽新聞06年11月24日)
「生後4カ月の次男にカミソリで重傷を負わせたとして、傷害の罪に問われた母親の無職田村静絵被告(27)=大阪府和泉市上町=に対する判決公判が27日、大阪地裁堺支部であった」(朝日新聞06年11月27日)
初めは我が子を異常にかわいがる
「長女(5)の頭を殴るなど虐待し、重体に陥らせたとして、兵庫県警たつの署と飾磨署は28日、同県姫路市内の母親(33)と、内縁の夫(33)を傷害の疑いで事情聴取を始めた」(読売新聞06年11月28日)
「秋田・大仙市で進藤諒介ちゃん(4)が殺害された事件で、秋田地検はこれまでの捜査で殺意が裏付けられたとして、4日にも母親・美香容疑者と交際相手・畠山博容疑者を殺人罪で起訴する方針」(日テレNEWS06年12月1日)
「今年二月、二階の寝室に灯油をまいて火を付け小学4年の二男を焼死させたとして、三重県警は4日、殺人と放火の疑いで、無職、伊藤美雪容疑者(48)=同市長島町間々=を逮捕した」日経新聞06年12月5日)
ざっと、こんな具合だ。
なぜ、母親は、こうも子供を虐待し、子殺しに走るのか。子育ての専門家で、自ら幼稚園を設立、北海道教育大学非常勤講師も務めた「行動工学教育研究所T・B札幌マーガレット」代表の鈴木亮さんはJ-CASTニュースの取材にこう話す。
「事件を起こす女性の特徴は、初めは我が子を異常にかわいがるんです。そして子供を『私物化』する。しかし、泣いたりぐずったりして自分の思い通りにならない。それがイライラのもとになって『こんなに可愛がっているのに!』と逆ギレする」
こうして虐待が始まるのだと言う。その行き着く先が子殺しだ。
子供の「心」に気を使うのが行き過ぎて起きること
「生命に対するリアリティー、生命に対する尊厳が無くなっているんです。動物としての本能が失われていると言ってもいい」と鈴木さんは話す。どうしてそうなってしまったのか。
こうした母親の世代は、豊かな環境で育ったうえ、「わがまま」が許されて育った。社会全体は「とにかく子供を大切にしよう」「子供に優しくしよう」と。子供の「心」に気を使う事が行き過ぎた。その影響が今の「身勝手」な母親に出てきている、と分析している。さらに、子供時代に「人の死」に触れる経験が無くなっているのが関係しているという。例えば祖父母が死を迎えるのはほとんど病院のベッドの上。死に立ち会う機会が失われ、生命に対する「尊厳」「命を失うことの怖さ」を体感できなくなったためだというのだ。
では、どうしたらいいのか。
「非常に難しいんです。20年ほど前にある学者が『虐待を受けた子供は親になり、また子供を虐待する』という研究を発表し、虐待をする親は倍々で増えることを憂いていました。私もこれからも虐待や子殺しは増えていくと思います。防止策としては、子供に対する教育を、根本から見直すしかないのです」
2006年12月07日11時42分
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