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□ベン・ジョンソン、薬物事件は“カール・ルイスの陰謀”と訴える [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2819248/detail
ベン・ジョンソン、薬物事件は“カール・ルイスの陰謀”と訴える
【ライブドア・ニュース 12月06日】− AP通信によると、1988年のソウル五輪男子100メートル走で9秒79という当時の世界最高記録で優勝しながら、禁止薬物の使用が発覚して金メダル剥奪・記録抹消処分を受けたベン・ジョンソン氏（カナダ）が、「ドーピング事件はカール・ルイスの陰謀だった」との衝撃的な主張を展開している。
ジョンソン氏は、1日付の豪州紙ヘラルド・サンのインタビューのなかで、ドーピングテストでステロイドの一種「スタノゾロール」が検出された件について、「何者かに陥れられた」と従来から唱えている陰謀説を主張。「これ（陰謀）がどのように、そしてなぜ行われ、誰が背後にいたかという情報をつかんでいる」と語った。そこに当時のライバルだったカール・ルイス氏（米国）の関与があったかと尋ねられたジョンソン氏は、「多くは語らないが……関与していた」と答えた。
ソウル五輪の薬物テストの待合室でジョンソン氏は、ルイス氏とは「家族同然のつきあい」（ジョンソン氏）だった米国人の元フットボール選手と一緒にビールを飲んだ際、この人物に薬物を混入されたと主張している。ジョンソン氏は、「現在は弁護士と協議中で、来年6月までは多くは明らかにできない。ただ、その人物（元フットボール選手）にも証言を求めている」と語った。
ジョンソン氏は10月にも、豪州テレビのインタビューで「私は長年にわたり薬剤を常用していたが、スタノゾロールは使ったことがなかった」と、同様の陰謀説を指摘していた。
ルイス氏は自伝「Inside Track（邦題：カール・ルイス―アマチュア神話への挑戦）」のなかで、この元フットボール選手がジョンソン氏と一緒にビールを飲んでいたところを見かけられていると一部事実を認めたが、この選手がジョンソン氏のビールに薬物を混入したことについては一蹴している。ルイス氏のマネージャーも今回のジョンソン氏の発言について、「カールはベンの陽性反応とは全く無関係だ」と答えている。 【了】
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ライブドア・ニュース 中西庸記者／NK
（参照：http//blog.livedoor.jp/emasutani/）
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2006年12月06日16時28分
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