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”未来形スーパーアイドル” (撮影:池野 徹)
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□宝塚、真っ青、スーパー幼稚園。 [PJニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2799291/detail
宝塚、真っ青、スーパー幼稚園。
【PJニュース 12月02日】− 秋の行事シーズンである。お隣のMickyちゃんの幼稚園の「ゆうぎ会」があるのでおよばれして、写真を撮る事になる。Mickyちゃんはまだ4歳だが、フォトジェニックである。2歳の頃から写真を撮っているが、抜群の眼をしている。将来は、女優さん、タレントになんて思えるほどだが、その世界を知っている自分には、軽はずみにそんな事は言えない。まだ、はにかみ屋の元気なお嬢さんである。
「ゆうぎ会」はなんと、市民会館でやるのだ。立派な幼稚園でミニ遊園地みたいに、ユニークな建物の幼稚園なのでそこでやるのかと思っていたら、もっと、大きな入れ物の会場だ。普通は、都はるみのショーや、クラシックコンサートなどをやる所だ。午前と午後に分かれていて、午後の部の園児が親子連れですでに集まっていた。Mickyちゃんは両親とそのおばあちゃんと一緒だ。写真を撮る。チョット意識して、シャイな表情をする。でも手足のポーズは、ちゃんと意識している。会場のホールへ入る。受け付け、見回りの先生が腕章を付けている。ステージ前に制服姿の園児が、その後ろに来賓席、保護者席、そして自由席となっている。保護者席では、パパやお爺ちゃんがカメラやビデオの三脚をたててセッティングしている。ママは我が園児を捜しながら見つけるとお互いに手を振って確かめ合っている。広い会場は満席だ。
午後の部は、年長組の園児の歓迎挨拶で始まった。続いて、園長先生は午前の組に負けないよう頑張りましょうと挨拶した。さあ、Mickyちゃん達の出番である。トップに同じ組の女児達と遊戯「未来形アイドル」をダンスした。頭にヘッドベルトにビョーンが着いている。白のノースリーブに胸にハートマーク、真っ赤なミニスカート、イエローのレッグウオーマー白いシューズ。ミュージックに乗り群舞のダンスをする。ステップ、ターン、見事に揃っている。チョット小柄なMickyちゃんが、二本の指でVサインしてフィニッシュする。気後れする子などいない。堂々と楽しんでいた。4歳の園児達。見事なタレント振りである。思わずマジにカメラを向ける。続いて後9組の遊戯があり、最後に舞踏劇「人魚姫」を全員でやった。
その振り付けといい、コスチュームといい、ミニ宝塚である。そして、この大舞台である。幼稚園の学芸会で手作りのと思いきや、プロである。時代は違ったと言うか、裕福な幼稚園と言うか、大人顔負けの子供達の世界である。園児達は英語もやっているし、MickyちゃんにSee Youなんて言われた事ある。まさに、子供は教えると何でも出来る天才である。
見に来ている両親、お爺ちゃん、お婆ちゃん、この一番可愛い時期に一生懸命、孫子のために眼を細めて見物している。ごく普通の情景だが、子供が大きくなるに従い,この可愛さの感情が薄れて行くわけだ。このナイーブな子供と見守る親、いつまでもと思う、良い風景だった。
しかし、この気分を破るある男児が目の前を皆と通り過ぎる時に「クソばばあ早く行け!」と前の園児に言ったのを聴いてしまった。夢の舞台に突き刺さるこの言葉は、一気にイジメで揺れる現実社会に引き戻されたのである。この男児の家庭が親が想定されて。これが、現実なのであろうか。
今日の写真は、幼き日のチャーミングなメモリアルとして、Mickyちゃんの心に残ってくれればなどと呟いてみた一日だった。“信じられない事ばかりあるの、、、、、UFO”【了】
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJニュースはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 池野 徹【千葉県】
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2006年12月02日07時39分
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