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http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2588049/detail
【ライブドア・ニュース 10月17日】− AP通信によると、脚に障害をもつ飼い主を火事から救った忠犬が、同居していたネコも助けようとして死ぬという出来事が、米ウイスコンシン州で起きた。
同州シボイガン郡ライン在住のジェイミー・ハンソンさん(49)は、3年前に自動車事故で片脚を切断し、義足をつけて生活している。そのハンソンさん宅で15日夜、飼っていたネコがローソクを倒し人工植物に引火、火災が発生した。驚いたハンソンさんは座っていたソファーから落ち、動けなくなってしまった。義足を置いたテーブルには距離があり、火は迫り来る。すると、その危機を察知した介助犬のジェシー(メス・13歳)が、ハンソンさんに義足と電話を持ってきたのである。
しかし、通報こそできたものの、義足は熱を持ってしまって装着できない。すると今度は、シェパードとラブラドール・レトリバーのハーフで力持ちのジェシーは自ら、ハンソンさんを戸外に引き出してくれたのだ。
だが、ハンソンさんによると、心優しいジェシーは「ネコが2階で鳴いていたのを聞いて、また家に入っていったの。そしてどちらも戻らなかったわ」ということだ。ハンソンさんは腕にヤケドを負ったものの、命に別状はなかった。しかし、燃え盛る炎を上げる家に飛び込んで行った大事な相棒は永遠に失われてしまった。 【了】
ライブドア・ニュース 中西庸記者
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