★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ46 > 505.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/life/science/061113054622.5n11d110.html?fr=rk
【シドニー13日】オーストラリアのメルボルンで開かれている国際糖尿病連盟の会議で、世界各地の先住民社会は、肥満による糖尿病が抑制されなければ、今世紀のうちに消滅に直面するとの報告が行われた。(写真は、太平洋の島国ナウル共和国で、建物の屋上に集まった子供たち)
国際糖尿病研究所のジメット所長は、「我々は世界の歴史上、最大の病気を相手にしている。緊急に行動を起こさなければ、先住民社会が今世紀中に、まったく完全にとはいわないまでも、ほとんど消滅してしまう危険性がある」と述べた。
同所長は、アジア、オーストラリア、太平洋地域、南北アメリカ大陸の原住民は糖尿病に脅かされており、とりわけ、食事や生活習慣の急激な欧米化による肥満が原因の2型糖尿病を発症する危険が大きいと指摘した。2型糖尿病になった結果、心臓病や卒中、腎臓の疾患などを併発する危険性が高まっている。
カナダの糖尿病専門のハリス博士によると、幾つかの先住民社会では、最大で成人の約半数が糖尿病にかかっており、民族の生存が重大な脅威にさらされている。太平洋の島国ナウル共和国の成人の50%、米国の先住民のスー族とピマ族の最大45%、オーストラリア北部のトレス海峡の島々の先住民の最大30%が、既に2型糖尿病に侵されているという。
同博士は、先住民の健康の劇的な変化は比較的急速に起き、ほとんどが環境的なものであることから、適切な処置を講ずれば改善できるだろうと語った。〔AFP=時事〕
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ46掲示板
フォローアップ: