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http://img71.imageshack.us/img71/6227/jhudsondepartmentstoredemoliti.gif
【上の動画(写真)は通常のビル爆破解体の様子】
この投稿は下記に続くものです。
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http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/207.html
WTC爆破解体レビュー(1):吹き飛ばされた巨大な「壁」【倒壊2日後の写真より】
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/264.html
WTC爆破解体レビュー(2)爆破によって転倒し始めた第2ビル上層階
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/322.html
WTC爆破解体レビュー(3)爆破で中空に消え去ったWTC第2ビル上層階
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WTC爆破解体レビュー(4)爆風の噴出(squibs)とNISTの虚説「空気ポンプ」
▲読者諸氏には、この投稿で使用する資料のUrlをコピーしてワープロなどに貼り付け、阿修羅画面とは独立して開きながらご参照いただくことを、ぜひお奨めしたい。
▲本投稿で『噴出』と記したものは“squib”のことである。これは一般的には、例えば花火や爆竹などの破裂を指すが、どうやら米国では爆破解体の用語で「爆風の噴出」といった意味らしい。また“puff”は一陣の風が窓から急に入ってきてカーテンや埃を巻き上げるといったイメージだ。日本語になっている「パフ」は軽く叩いて白粉を顔に乗せる道具である。ここでは“squib”を『噴出』、“puff”を『吹き出し』と訳した。
●●NISTの珍説「空気ポンプ」●●
2006年8月にNIST(National Institute of Standards and Technology:米国標準技術研究所)が、9・11WTC崩壊について『FAQ(よくある質問に対する回答)』なる文章を公表した。
(参照)
http://www.asyura2.com/0601/bd45/msg/1011.html
911:《もう笑うしかない!》米国政府お抱えエセ科学者集団NISTの「怪答」
上の投稿で私は、簡単にだが、この「怪答」のすべてをご紹介した。ここでは、このNIST作成「怪答」の最高傑作といってもよい珍説、『WTC崩壊時の噴出(squibs)「空気ポンプ」説』を取り上げることから話を始めよう。
まずはNISTの言い分に耳を傾けてみたい。
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NIST:Answers to Frequently Asked Questions(よくある質問に対する回答)より一部を引用し翻訳する。
http://wtc.nist.gov/pubs/factsheets/faqs_8_2006.htm
【中略、引用・翻訳開始】
4.WTC両タワーの崩壊開始時に見られるような煙の吹き出しは制御解体による爆破の証拠ではないのですか。
違います。NIST NCSTAR 1のSection 6.14.4で述べられているように、建物の落下しつつある物量が空気を進行方向に圧縮して――ピストンの動きによく似ているのですが――各階が次々と崩れ落ちるにつれて煙と塵埃を窓の外に押しやったのです(the falling mass of the building compressed the air ahead of it—much like the action of a piston—forcing smoke and debris out the windows as the stories below failed sequentially.)。
こういった吹き出しは両タワーが崩壊した間に多くの場所で観察されました。すべてのケースでそれらは、窓やメカニカル・フロアーの柱の間を通ってビルから押し出される気体の噴射の様相を示していました(In all cases, they had the appearance of jets of gas being pushed from the building through windows or between columns on the mechanical floors.)。このような噴射は、タワーが崩落するときにビル内の空気が圧縮されて圧力が生まれる際にどこかの場所に流れなければならないため、予想することのできるものです。似たような「吹き出し」は崩壊に先立って両タワーの燃えている階では数多く観察されました。たぶんそれらは一つの階の壁や仕切りが崩れ落ちたことによるものでしょう。WTC第1ビルからの吹き出しは、第2ビルが飛行機に激突されたときですら見られたものです(Puffs from WTC 1 were even observed when WTC 2 was struck by the aircraft.)。こういった観察は、些細な加圧でさえもタワーの内部を伝わり煙と塵埃をビルから押し出したということを明らかにさせるものです。
【後略、引用・翻訳終り】
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「回答」中にある『メカニカル・フロアー』に関しては次の図解を参照していただきたい。
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【図解:WTCの構造】WTC各階、エレベーター、断面
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2a/World_Trade_Center_Building_Design_with_Floor_and_Elevator_Arrangment.jpg
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この図解で“Technical Service”と書かれてある階が『メカニカル・フロアー』である。これは、エレベーター用の機械やビルの維持と管理のために必要な機械類・設備が集中されている階である。WTC両タワーでは7〜8階、41〜42階(44階がエレベーター乗り換え用のスカイ・ロビー)、75〜76階(78階がスカイ・ロビー)、そして108〜109階がこのメカニカル・フロアーである。
WTCの写真で見ることのできる途中で少し色の変わっている部分がメカニカル・フロアーとスカイ・ロビーになっている。他の階に比べて頑丈な構造で物理的な破壊や火や水などの災害にも強くできており、窓もほとんど無いと思われる。NISTの「回答」でも《メカニカル・フロアーの(外周の)柱の間を通って》噴出が外に現れたと書かれている。つまり外側に窓が無く壁になっていることを認識しているのだ。
WTCが倒壊する際に数多く見られ爆破解体説の根拠の一つとなっている噴出(squibs)について、このNISTによる「回答」を検討することを通して、調べてみたい。
●●「puffs」??●●
WTCビルで見られる噴出について、911を疑う者たちがほぼ間違いなく「squibs」という表現を用いているのだが、NISTは「puffs」という表現を用いている。単語の持つニュアンスの差を利用してこの現象を「軽く見せよう」とする意図がありありと窺える。
それはともかく、問題になっているのは崩壊しつつある箇所から数階から30階も離れた箇所で現れる噴出なのだが、NISTは《崩壊に先立って両タワーの燃えている階では数多く観察されました》などと、問題になっている噴出とは全く異なる火災現場の火炎の「吹き出し」に話をすり替えて逃げている。(この投稿で逃走不可能にするが。)
そしてこのNISTの「回答」の中に次のような部分がある。《第1ビルからの吹き出しは、第2ビルが飛行機に激突されたときですら見られたものです。》これは一体どの現象を指しているのか?
ひょっとしたら次のビデオに写っているようなことなのかもしれない。これ以外には今のところ思い当たるものが無い。(ご存知の方はご教示願いたい。)
【ビデオ】WTC2激突後にWTC1に現れたpuff?
http://www.youtube.com/watch?v=c8hsFQ1UDCw
このビデオでは、まず手前の建物にとまっていた鳥が急に飛び立った直後に空気振動でカメラが揺れ大きな火炎が上がるのが見える。これはWTC2に飛行機が激突した瞬間である。そしてじっくり見ると、確かに第1ビルの90階から100階あたりにかけていくつかの白い煙の吹き出しを見ることができる。
しかしこれらの箇所は元々から窓が破れてそこから煙の吹き出していたところであり、それが爆破の衝撃波で一瞬引っ込んだ後に再び押し出され始めたために現れたものに過ぎない。まさに「吹き出し(puffs)」と言うにふさわしい極めて小規模なものである。もしNISTがこのことを指しているのなら、よほど言うに窮したのだろう。これは崩壊時に起こっている噴出(squibs)とは全く比較にならない。ハエと鷲を比べて「ホラ、同じように空中を飛ぶ生き物がいるではないか」と言うに等しい。
しかしさすがに科学者の集まりだけある。次の現象には触れない。
【写真】WTC1、飛行機激突の際の噴出(上のメカニカル・フロアー)
http://i40.photobucket.com/albums/e225/Roxdog/NorthTower3.jpg
これは次のビデオの8秒から10秒にかけてのシーンで見ることができる。
【ビデオ】WTC1、飛行機激突の瞬間
http://www.youtube.com/watch?v=bgm8dNJvM6k
頭の回転の少々鈍い者なら喜んでこの場面を「噴出が爆破解体に特有の現象ではない証拠!」として採り上げることだろう。事実、米国の911関連ブログにはその例もある。(まさかとは思うが日本でもこのシーンが「公式論擁護」に使われているのかな?)
さすがにNISTには知能指数の数字だけは高い連中がそろっているとみえて、これには手を出さない。第1ビル96〜97階付近に飛行機が突っ込み大きな爆発が起きて、そして108階と109階のメカニカル・フロアーの壁から爆風が噴出したのだが、これに触れてしまうと「空気ポンプ」説のデタラメが明らかになり爆破説に歩み寄らざるを得なくなる危険性が理解できたようである。
爆風が一瞬おそらく超音速で広がるような大規模な爆発によって起こされる現象は、床が崩落する程度のゆっくりした速度で起こる現象とはまるで比較の対象にならないのだ。これもまたクジラとクラゲを比較するようなものである。NISTとしては「クラゲ」と主張したいときに「クジラ」を登場させるというわけにもいかないのだろう。
ただ私は、これは確証は無いが、飛行機激突時も含めて、各階のコア部分やメカニカル・フロアーに仕掛けられた爆薬の一部が衝撃で爆発してしまった可能性もあるのではないか、と疑っている。
●●空気ポンプ??●●
もし床に崩落が起こったのなら外周の柱にも変形が及ばないはずはあるまい。そして崩落する床がピストンの働きをして空気を圧縮したのなら、空気は真っ先にそのすぐ下の階のガラス窓を突き破ってビルの外に抜けるだろう。いったんそうなったら、もうそれ以上に下に向かうことはありえない。一つのフロアー内にある空気の量には限りがあるのだ。
WTC両タワーで上下に空気が移動できる箇所があるとしたら、各フロアーの床が抜けない限り、中央にあるコアの部分だけである。先ほどの【図解:WTCの構造】でご確認いただきたい。ただし、余程大規模な爆発ならエレベーター・シャフトを通ってエレベーターのドアを突き破ることは考えられるが、そうでもない限り空気の移動できる通路として考えられるのは狭い非常階段のスペースだけだろう。
先ほどの第1ビルへの飛行機激突の場合には、おそらくまともにコア部分に飛行機が突っ込んで爆発・炎上したと推測される。次の資料ご覧いただきたい。特に、22〜25ページ、および33〜34ページの図解が解りやすい。
【資料文書】NIST「飛行機の衝撃による構造的なそして防火上の破損」
Observation of Structural Response : Structural and Fire Protection Damage Due to Aircraft Impact
http://wtc.nist.gov/WTC_Conf_Sep13-15/session6/6McAllister.pdf#search=%22nist%20Structural%20%20Fire%20Protection%20Damage%20Due%20Aircraft%20Impact%22
この飛行機激突の際の強烈な爆風が上に昇ってエレベーターのドアなどを破壊して屋上近くの壁や窓から吹き出したというのなら十分に理解できる。しかし床が崩落する際の、特に崩壊初期の気流の動きに飛行機激突時の爆破と匹敵する速度を期待するのはしょせん叶わぬことである。
WTC崩壊時の場合、閉じ込められた空気をピストンが比較的ゆっくりと圧縮することによって「どの部分にも等しい圧力が同時に加わる」という、パスカルの原理が成立するような条件には無い。床の崩壊による圧力は一種の波動を形作って順々に遠くに伝わっていくことになる。
もし空気の圧縮の一部分が非常階段のスペースを通ったとしても、下の階のフロアーに広がったとたんにその圧力は急激に減少する。空気の圧力と体積は反比例しあって変化するのだ。当然だがその減少は下に行けば行くほど顕著になる。仮に崩壊箇所の階から非常階段を抜けた空気の圧縮が十分に大きかったと仮定しても、まず崩壊箇所のすぐ下付近の階に噴出が現れることになるはずだ。そこを飛ばしておいて十数階あるいは数十階も遠く離れた階の窓を突き破ることなど起こりえない。
さらに言うならば、圧縮された空気は最も弱い箇所を見つけてそこを突き破るものである。わざわざ丈夫な箇所から喜んで吹き出すものではない。自然現象は人間とは異なり正直なものだ。近くにガラス窓があるのにそれを避けて遠く離れたメカニカル・フロアーの壁を突き破るほどひねくれた空気など存在しないのだ。
さて、実際にはどうだったのか。ここで証拠のビデオと写真を十分に検討することにしたい。
●●映像で見る第1ビル崩壊開始直後の噴出●●
次のビデオの最初にある2分余りの箇所で、第1ビル(北タワー)と第2ビル(南タワー)の崩壊時に観察される噴出がよくまとめられている。ご覧いただきたい。
【ビデオ9/11 Truth】Explosive Force & Volcano-Style Pyroclastic Flow
http://www.youtube.com/watch?v=9qDB40lkZrk&mode=related&search
なお、上のビデオは次の映画(9/11 Mysteries)の一部である。
http://video.google.com/videoplay?docid=-6708190071483512003
次にお見せするのはRichard Lethinによる極めて貴重な記録写真である。上のビデオでも第1ビル崩壊時に見事な噴出がスルスルと大きく激しくなっていく様子が観察できるが、これが拡大も可能な鮮明画像で記録されている。12枚連続でご覧いただきたい。
@ http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1050.jpg
A http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1051.jpg
B http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1052.jpg
C http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1053.jpg
D http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1054.jpg
E http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1055.jpg
F http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1056.jpg
G http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1057.jpg
H http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1058.jpg
I http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1059.jpg
J http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1060.jpg
K http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1061.jpg
なおこのRichard Lethinによる写真集の全部は次で見ることができる。
http://www.reservoir.com/extra/wtc/index.html
以下、上の写真に付けた番号で示す。第1ビルではまず@90階前後と思われる階付近の右側の壁から噴出が起こる。崩壊中の箇所から4〜5階下のほうだ。次にAB噴出は同じ階の正面側の壁にも現れる。Bではすでにそれよりも10階ほど下の右側に噴出が始まっているのが見える。CDで上側の噴出が大きくなって崩壊とつながっていく。そしてEFでは新たに右に見える噴出より1階下と思われる階の正面の壁から噴出が始まっている。右の噴出は大きくなっていく。
写真を拡大してご覧いただきたい。Gでそれらの噴出よりも5〜6階上で赤い火が見える。これはそれまでには見なかったものだ。Hでは噴出の3階上で、Iになると正面の噴出と同じ階、1階上と2階上にも火が見える。なおIでは2番目の右の噴出が崩壊とつながっていく。JKでは正面に見える吹き出しの下の階でも火が見えるほか、上のほうでも赤い光が見える。しかしそれ以前にこれらの階に飛行機燃料による火災が広がっていた形跡は無い。
NIST曰く、《建物の落下しつつある塊が空気を進行方向に圧縮して――ピストンの動きによく似ているのですが――各階が次々と崩れ落ちるにつれて煙と塵埃を窓の外に押しやったのです》。
NISTによれば93階の床には損傷が無かったと報告されている。するとそれ以下の階でも床は健在だったはずだ。最初の噴出(90階付近)は崩壊開始1秒後にはすでに現れているのだが、その時にはそれより上の3階分ほどの外壁には何の変化も現れない。崩壊が開始した付近からは20mほどの距離があるが、1秒間での真空中の自由落下で物体が落ちる距離は5mにも満たないのだ。床の崩落がこの噴出を作ることは不可能である。
さらに、第2の噴出が現れるときに(写真B)、破壊が進行している箇所は噴出から12〜13階も上の部分である。距離にして優に45mはある。崩壊開始の箇所からは50mを大きく超える。ビデオで確認すると崩壊の開始から右側に第2の噴出が現れるまでの時間は2秒余りである。これでは真空中の自由落下でさえ落ちる距離は30mにも満たない。しかもその間、外周の柱群には全く変化が見られない。床が一部でもここまで落ちたことはありえないのだ。これらの噴出は崩壊箇所から何枚もの健全な床にさえぎられており、空気の圧力が及ぶことは到底不可能な状態だったのである。
すでにNISTの珍説「空気ポンプ」は影も形も無い。《噴出が見られる階の付近で起こった爆発的な気圧の変化!》を語るより他に道は無いだろう。先ほどの赤い火も含めて、強力なカッター・チャージを用いた鉄骨構造の破断以外の、一切の説明は、もはや成立不可能である。
●●映像で見る第2ビル崩壊途中の噴出●●
次は第2ビルだが、先ほどの【ビデオ9/11 Truth】でも採り上げられていたものが多い。それぞれビデオとその関連写真を示す。
▲第2ビル西側下から、南西面
最初に一番下のおよそ30階付近に噴出が現れる。次におそらく55階付近に、最後に41階のメカニカル・フロアーから噴出が起こる。この最後のタイミングでは第2ビルの崩壊は70階付近で起こっているようだ。
【ビデオ】
http://video.google.com/videoplay?docid=4826764420417612701
【写真】
http://xs39.xs.to/pics/05303/demolition_wave_170.jpg
この映像は重大だ。30階付近の噴出は第2ビル崩壊開始直後にはすでに現れている。しかも崩壊箇所から100mをはるかに超えている。当然のことだが「ピストンの作用による空気ポンプ」は論外だ。
ただ計画的な爆破解体にしても奇妙である。どうしてこんなに下の方から先に噴出が現れたのか。カッター・チャージによる破断のタイミングが狂って30階付近に仕掛けた一つの爆発物が先に爆破してしまったのかもしれない。結果的には影響は与えなかったものの「些細な失敗」だった可能性がある。
もちろんだが、41階のメカニカル・フロアーからの噴出は、それが「空気ポンプ」とは無縁のものであることを証明している。
▲第2ビル北東側やや離れた所の下から、南東面
このビデオではやや見にくいが、噴出は55〜60階付近、崩壊はその数階上で起こっていると思われる。
【ビデオ】
http://www.youtube.com/watch?v=V0ztv0vHpCg
【写真】
http://img204.imageshack.us/img204/1966/wtc2squibscloseup1hf.gif
▲第2ビル東側下から、南東面
41階のメカニカル・フロアーで噴出。崩壊はその十数階上で起こっているようだ。
【ビデオ:日本語の解説】
http://www.youtube.com/watch?v=pS7nWqIp7zE
【写真】
http://www.plaguepuppy.net/public_html/Wtc-2/s2.jpg
【写真:上とほぼ同じタイミングと思われるが角度を北東側から。】
http://www.asyura2.com/bigdata/bigup1/source/060.jpg
これは先ほどの南西面の壁に現れた41階の噴出とおおよそ同じタイミングである。メカニカル・フロアーに仕掛けられたカッター・チャージが正確に起爆したと思われる。
なお最後の写真で、第2ビルの鋼材が第1ビルのおよそ真ん中付近にまで(水平距離にして60m以上)届いていることにも注目していただきたい。未だに東側角の上の方(崩壊を開始した79階付近のもの)が残っているので崩壊開始からさほど間が無い時期である。どれほどのスピードで水平方向に飛ばされたのだろうか。もちろん「重力による垂直崩壊」の結果ではありえない。WTCの崩壊は爆破による「水平崩壊」なのだ!
●●第7ビルの噴出●●
第7ビルでは、第1や第2ビルとは異なりあまり明らかな映像は今のところ現れていない。FBIに押収された多くの映像の中にはあるのかもしれないが。
【ビデオ:第7ビル倒壊の全体像】
http://www.youtube.com/watch?v=qYwuFDgA0Jc&mode=related&search=
【上記、拡大映像、右端の面に注目】
http://www.whatreallyhappened.com/IMAGES/wtc7_cutter.wmv
【ビデオ:第7ビル噴出、超拡大画面。下から上に白い噴出が連続する】
http://www.youtube.com/watch?v=9pTsecDzsyg
もちろんこのビルの倒壊が「重力による垂直崩壊」でないことはそのスピードから一目瞭然である。コアの鉄柱群をカッターチャージで切り崩され、各階に仕掛けられた爆発物によって、爆縮による効果と共にほとんど無抵抗の状態で落下した以外の説明は存在し得ない。
【参照ビデオ:WTC 7 Free Fall Collapse】
真空中の自由落下と同じ速度で崩壊する第7ビルの説明。
http://www.youtube.com/watch?v=Ml_n5gJgQ_U&mode=related&search=
このビルでは通常のビル解体では、上の小さな白い噴出の連続以外には、普通に見られる大きな噴出のシーンは今のところ見つかっていない。ただ崩落開始と同時にビル全体の形が微妙に変形しながら落ちていく点は、主要な支柱の全てがほとんど一気に破壊されるビル解体と何の違いも無い。また屋上の構造物が先に落ちた点を考えても、コアの支柱がカッターチャージを用いて破壊されたこと以外では説明不可能だ。あの軽度の火災によってコア支柱が全て破壊されることなど100%ありえない。
●●まとめ:利権と暴力をバックにした虚構●●
NIST発明の「空気ポンプ」は、遠く離れたところに瞬間移動を用いて自由自在に空気を送り込む超能力ポンプと見える。それもわざわざ一番丈夫な箇所(メカニカル・フロアー)を選んで噴出するという、科学法則を超越した空気がWTCに充満していたようだ。
もはやNIST(およびポピュラー・メカニックス)の解説にはこれ以上のコメントを付ける値打ちも無いだろう。彼らはきっと超科学を信奉するトンデモ陰謀論者の集団に間違いあるまい。ネオコンの強力な暴力装置(国家・民間)がバックに付いていなければ、洟を引っ掛ける対象にすらなりえないものであろう。
このような嘘デタラメが大きな顔をしておられるのは、ひとえに莫大な利権と暴力の構造に乗っかったものだからである。ファシズムはこのような仕組みの元に形作られるものだ。日本にもその手先が大勢いる。彼らは平和な顔と言葉を用いてファシズムの暴力と虚構を膨らませているのだ。この連中こそ真のファシストである。
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次回では、一般には余り知られていない現象だが、両タワーで崩壊後にも十数秒間立ち続けたコアの鉄柱群の謎に迫ってみたい。これは爆破の仕組みを解く鍵になるかもしれないものである。
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