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(回答先: 懲戒免職大卒差別か 青森・バス運転士学歴“過少申告”(河北新報) 投稿者 七瀬たびたび 日時 2006 年 11 月 02 日 16:06:03)
http://www.toonippo.co.jp/tenchijin/ten2004/ten20041023.html
青森市営バスの男性運転士が学歴詐称で懲戒免職の処分を受けた。受験資格が高卒以下であるのに、男性は短大卒業を隠して受験し、採用されたという。ルールを破れば処分も仕方がないが、同時に就職事情の厳しさを思い知らされるような出来事である。
最初は卒業していない大学や短大を卒業と偽ったから処分されたと思った。事実はその逆だ。高卒以下でなければ受験できないから、短大卒を隠した。選挙で自分を良く見せようとして、候補者がうその学歴を並べるような詐称とは全く違う。市営バスの運転士になるための悲しいうそだ。
市が受験資格から大卒や短大卒を除いたのは、それ以下の学歴の人たちにも働く場を確保したい、という狙いがあってのことだろう。そのチャンスを、この男性が奪ったのは確かだ。それにしても懲戒免職とは厳しい。男性は運転士として日ごろの勤務態度も良かったと知らされれば、なおさらだ。
県内の就職事情がもっと改善され、就職先が十分にあったとしたら、起こることのなかったケースであろう。地元就職という極端に少なく、小さなパイを手に入れようと、誰もが必死になっている。学歴を偽ったのも、市が受験資格を制限しているのも、そんな事情があるからではないか。
景気回復や雇用情勢の好転が言われたりもするが、県内にはその波がほとんど及んでいない。就職事情は依然として厳冬期のままだ。外の厳しい寒さに震えているからこそ、温かみのある行政が欲しくなる。
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