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WTC爆破解体レビュー(1):吹き飛ばされた巨大な「壁」【倒壊2日後の写真より】
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/207.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 10 月 10 日 06:01:56: SO0fHq1bYvRzo
 

http://www.zombietime.com/wtc_9-13-2001/wtc_speared_bldg.jpg
(写真は、WTC第1ビルから140〜150mほど離れたWinter Garden入り口にある第1ビルの外周柱群の瓦礫)


今まで私は様々な形で9・11の物理的な側面を探求してきたのですが、今年の9月になって立て続けに行った投稿の中で、2、3のやや混乱した文章を作ってしまいました。9・11が5周年を向かえスティーヴン・ジョーンズ博士が不当な処分を受けたことに、私自身がやや冷静さを失っていたのかもしれません。

今は気を取り直して『地道な情報発掘と探索』という基本に立ち返り、主に今まであまり強調されなかった側面を中心に、この『WTC爆破解体レビュー』をシリーズ的に公表していきたいと考えています。何回のシリーズになるか分かりませんが、1回の投稿について基本的に一つのテーマに絞って、爆破解体の重大な証拠を十分な調査と根拠に基づいて発表していきたいと思います。

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WTC爆破解体レビュー(1):吹き飛ばされた巨大な「壁」【倒壊2日後の写真より】


●●事件2日後:衝撃の倒壊現場写真●●

不勉強にも、私は次の写真集をついこのあいだ発見したばかりである。
http://www.zombietime.com/wtc_9-13-2001/
(ここに挙げる各Urlは、ワープロにでもコピペしておいて、阿修羅の画面とは別に見ることができるようにした方が便利かもしれない。)

この写真集の名前は特にはついていないが、次のような説明がつけられている。
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(和訳:原文は英語)
これらの写真は、2001年9月13日に、ニューヨーク世界貿易センター跡地であるグラウンド・ゼロで撮られたものである。
 これらは、“Ed”という名前の人物によって撮影されたのだが、彼は緊急処理班のメンバーによってこの地域に入ることを許可された。当時、一般国民は、ジャーナリストも含めて、この地域に立ち入ることは禁止されていたのである。したがってこれらは911攻撃の直後にWTC地区を撮影したほとんど唯一のクローズアップ写真なのだ。
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有無を言わさぬ凄まじい映像ばかりである。WTC第1ビルが建っていた場所には、外周の柱による西側の角がかろうじて消えかけの亡霊のように立ちすくんでおり、第6ビルの側面には外周の柱群が力無く寄りかかる姿が見えるが、最も太い鋼鉄材を用いた47本のコア支柱にはどれ一つとして立った姿のものが無く、ことごとくバラバラになって横たわっているばかりだ。

この投稿の最初にupした写真は11番目のものである。(下は写真Url)
http://www.zombietime.com/wtc_9-13-2001/wtc_speared_bldg.jpg

この写真から何がお解りになるだろうか。写真の上方にはビルに突き刺さっている外周の柱が見える。このビルはWorld Financial Center(WFC)第3ビルである。
(参照)
http://www.asyura2.com/0601/bd45/msg/915.html
msqさんへ:ご自分の「威信」を心配したら?(他人の失敗を指摘したばかりに自ら墓穴を掘ったことにお気づきで無い!)

その左隣はWFC第2ビルだが、両ビルの間にあるWinter Gardenにご注目いただきたい。明らかにWTC第1ビルのものである瓦礫の山が見える。巨大なものだ。下に写っている土木車両や人間と比べていただきたい。

(参照:WTC第1ビルと写真上方に見える現場までの距離を確認されたし)
http://www.zombietime.com/wtc_9-13-2001/wtc_overview_west_1.jpg
(参照:WTCビル群付近の地図)
http://thewebfairy.com/killtown/images/wtc-gallery/nist1d/1-1_wtc-map.jpg
(参照:事件後の衛星写真:Winter Gardenにはかまぼこ型の屋根の建物がある)
http://thewebfairy.com/killtown/images/wtc-gallery/nist1d/4-1_wtc-091701.jpg


●●吹き飛ばされた「壁」●●

Winter GardenにはWFC第3ビルの足下付近からWinter Gardenの奥の方に向けて斜めに傾いている一連の外周柱でできた「壁」の一部が見える。ずいぶん長いもののようだが、何階分あるのだろうか。次をご参照いただきたい。
(図解:WTC外周の柱)
http://thewebfairy.com/killtown/images/wtc-gallery/nist1-1/2-9_wtc-exterior-panel.jpg
(参照:写真:建設中の外周柱)
http://thewebfairy.com/killtown/images/wtc-gallery/nist1-1/2-17_column-wall.jpg

外周の柱はSpandrelと呼ばれる鉄板でお互いにつながっており、一つのSpandrelごとにWTCの各階があった。3本1組のユニットが次の図で確認できるようにSpandrelによって互い違いにSpandrelで接続され、1枚のメッシュの「壁」を形作っている。崩壊前には柱の外側はアルミニウムの板で覆われていた。
(参照:第1ビルの飛行機突入の穴を示す図解:色の違いで「壁」の構造が分かる)
http://thewebfairy.com/killtown/images/wtc-gallery/nist1-2d/e-46_wtc2-impact-damage.jpg

先ほどの写真に戻ろう。この「壁」の中程にアルミニウムの板の2階分が剥がれずに引っ付いているようだ。それを計算に入れて数えてみると、6〜7階分ほどにあたるつながりが見える。1階分が12フィート(約3.7m)だから縦の長さは約22〜26mになるだろう。隣にあるビルの階の高さと比較していただきたい。

横方向のつながりは、左側の方で折り畳まれるように曲がっているし上面に何かの物体が乗っているようなのではっきりしない。確認できる箇所では6本、つまり2ユニットの幅が見える。これはその左側で下方に曲がって垂れ下がっている部分につながっているようだが、そうすると全部で15本(5ユニット)前後のつながりがあることになる。柱の間隔は3.4フィート(1m)であるので、幅はおよそ14〜15mとなる。実際にはその下にまで折り重なってもっと幅広いものかも知れないが確認できない。

またこの「壁」は主にWinter Gardenにある建物に倒れかかっているようだが、その横側や下側にも大量の瓦礫が積もっているようだ。ばらばらになった方向の異なる柱群がWFC第3ビルの側面に寄りかかってその「壁」の下敷きになっているのが確認できよう。またWFC第2ビル前の道路上には作業員によって集められた鋼材が並べられているが、これには外周柱とは思えない鋼材も混じっているように見える。

また中央に見える白い井桁型の構造は、確証はないがWTCの床か天井の一部分かもしれない。
(図解:WTC床の構造)
http://thewebfairy.com/killtown/images/wtc-gallery/nist1d/6-6_wtc1-96floor-model.jpg
どこの階か分からないが水平の床(または天井)がやはり140m近く飛ばされてきたのかもしれない。先ほどの「壁」にやや遅れて飛んできたようだ。

WTCビルのコンクリートの部分は粉末状になって巨大な「雲」となり幅広く飛び散ったので、瓦礫を作る頑丈な固形物としては、外周、床、梁などの鋼材以外には考えられない。このWinter Gardenには、WFC第3ビルの壁に当たって落ちた大小の鋼材が、あたかも「吹き溜まり」のように集まったと思われる。合計で何百トン分あるのか想像が付かないが、これらのすべてがここまで吹き飛ばされたわけである。


●●爆破による解体の決定的な証拠●●

注目すべき点が二つある。まず、この「壁」の下に多量の鋼材が積み重なっているが上の面にはあまり積もっていない、という点である。これは、この「壁」がさほど高くない位置から飛ばされたものであることを示す。

このことは同時に、吹き飛ばされた際の横方向の速度が非常に大きかったことを示唆するだろう。この「壁」の重心が150m水平方向に移動したとして、仮にそれが高さ170mの箇所のものだとすると水平方向の速度はおよそ秒速25m(時速90km)、高さ130mの場所のものだとすると水平方向の速度は秒速30m(時速108km)ほどであったと見積もられる。

次に、柱群が縦方向にほとんど変形を受けず(特に右側の部分)6〜7階分(20数m)が縦に真っ直ぐにつながったままであり、表面のアルミニウム板が剥がれていない箇所すらある点だ。「壁」の左側の部分の垂れ下がった所には縦に曲がっているものもあるが、これは落ちた際のショックによるものと考えた方が自然だろう。(ちなみに、高さ170mのものと仮定すると地面に落ちたときの速度はほぼ秒速60m、つまり時速216kmと見積もられる。)

この事実は、やはりこれが比較的低い箇所から落ちたことを示すと同時に、この部分がWTCビルから飛び出す時に『上方向からの圧力をほとんど受けなかった』ことを示すものだ。これは決定的に重要である。

もし「公式見解」のように上から重力によって順々に崩壊していったというのなら、外周柱群が作る「壁」も上から崩壊していったはずである。《上からの圧力でボルトによる接続部分がちぎれた》のなら、上の方から順々にはがされて横に押し出され、曲がってしまうか、もっと短くちぎれたはずである。外側のアルミニウム板が付いたままになることも考えにくい。しかもこれが《剥がれて下に落ちた》わけではないのだ。

WFC第3ビルの上に突き刺さっているような3本一組の柱が《上からの圧力でボルトによる接続部分がちぎれて》150mも横に飛ぶだけでも『奇跡』だが、ましてこの巨大なサイズの「壁」のままで《上からの圧力でボルトによる接続部分がちぎれて》水平方向に150mも飛ばされたというのでは、まさに『超自然現象』としか言いようがない。

この「壁」が『ビルの内部から水平方向に幅広く働く極めて巨大な力』を受けて『まとめて一気に剥がされ高速で飛ばされた』という以外の可能性は存在しないだろう。

この写真は、WTCが強力な爆破によって解体されたことを明白に示す。FEMAやNISTの《飛行機激突による構造上の劣化とジェット燃料火災の熱が誘発した、重力による垂直な崩壊》でこの写真に見られる現象は起こりえない。これは爆破解体の有無を言わさぬ証拠の一つである。


●●残された「西側コーナー」の壁●●

なお、WTC第1ビル跡地に残された西側のコーナーを形作る外周柱群の「壁」も、はっきりとは分からないが、高いところでは8階分を越えるように思える。もし《重力による崩壊》で中層階の「壁」がWinter Gardenにまで飛ばされた、というのなら、なぜこの地上に接する部分が外側に倒されずに残ったのだろうか。ビデオでも分かるとおり、WTCビルの崩壊は上から下に加速をつけてスピードが上がっていった。地上階付近で最高速度になっていたはずである。《重力による崩壊》ではありえない証拠であろう。

さらに、崩壊跡地に残された瓦礫の『少なさ』にご注目いただきたい。外側部分の崩壊の後でゆっくりと崩れ落ちたコアの柱以外に、特に多く目立つ鋼材は無い。いかに地下の階も潰れたとはいえ、《重力による崩壊》ならこの「壁の内側」あるいはそのすぐ外に、各種の鋼材が大きな山となって積み重なっていただろう。ほとんどの鋼材が爆破によってはるか遠くに押し出された、という以外の説明があるだろうか。

おそらく爆発物の設置場所を意図的に偏らせて、他の方向の「壁」は外に吹き飛ばされた(例えば北東側の壁は第6ビルにまでそのままの形で飛ばされている)が、この西側のコーナーの方向だけは残されたのだろう。WTCビル群以外のビルに対する影響をできる限り少なく抑えるためにわざとこの方向に爆発物を多く仕掛けなかったことが考えられる。地図を見るとこの西側コーナーの延長にはWFC第2ビルがあるが、他の面はすべてWTC敷地内に向いているのだ。《重力による崩壊》ならこれほど都合よく方向をコントロールすることはできまい。(数々に都合よく起こった「偶然」がここでもたまたま起こったと言うことかな?)これもまた『制御解体』を傍証するものの一つとなるだろう。


WTC爆破解体レビュー(1):終り

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●●このシリーズの第2回は、WTC第2ビルの上層階が回転しながら落ちた件について特集します。(私の時間が取れるときに作成しますので、いつになるかは予告できません。)

(もしお気づきの点やその他の注目点についてご意見がありましたら、ご遠慮なくお知らせください。)

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