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http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20061008-OHT1T00046.htm
1日に8万件以上のアクセス数を誇る超人気ブログ「きっこの日記」が書籍化され、10日に発売される。著者のきっこさんは自称「ヘアメークの女性」とされるが、その正体は謎に包まれたままだ。耐震強度偽装問題やライブドア事件で数々の“スクープ”を飛ばしてきた同ブログ。「あれだけ多様なジャンルを一人で扱うのはほぼ無理」と「きっこ複数説」を主張する声もある。版元の白夜書房の担当編集者は「人間的にすごくやさしい人」と、その“素顔”を話すのだが…。
直木賞作家・坂東真砂子さんが、生まれた子猫を「殺している」と書いたエッセーが騒動となったのは今年8月。その火種を作ったのは「きっこの日記」だった。新聞や週刊誌は、こぞって“後追い”する羽目に。
今やマスコミ関係者も毎日必ずチェックせざるをえない、1日に8万件以上のアクセスがある超人気ブログ。自称「ヘアメークの女性」が書き込む内容は、小泉純一郎からF1まで、そのジャンルは多岐にわたり、なかにはとんでもないディープな話もある。
「―日記」が一躍、注目されるようになったのは、耐震強度偽装問題の勃発(ぼっぱつ)時。黒幕として「内河健・総合経営研究所所長」の名前をどのメディアよりもいち早く“報じた”。その後もライブドア事件では、エイチエス証券の野口英昭さんの死因に疑問を投げかけるなど、事件の“闇”の部分に踏み込んだ。
一時、マスコミ関係者の間では、「きっこって誰」があいさつ代わりになったほど。週刊誌でもその正体について、複数の著名なジャーナリストを名指ししたが、きっこさんはブログ上で「デマ」と一蹴した。
IT業界に詳しいジャーナリスト・井上トシユキ氏は「非常に説得力のある文章を書いているが、あれだけのことを一人でやるのはほぼ無理。扱っているジャンルが多すぎる。本人の裏に(複数の)ネタ元がいる可能性がある」と分析。さらに「情報を出すところに情報は入ってくる」とし、日記で発信することにより“タレコミ”も増えるという相乗効果の面も指摘した。
「きっこの日記」を出版する白夜書房の担当編集者は、実際のきっこさんに会った数少ない(ただ一人の?)人間だ。「全然、わがままでない。こんなに素直な作家さんは初めて」(担当編集者)だったという。
「―日記」の過激な内容から、各方面から脅迫を受けているというきっこさん。マスコミでも正体探しは続いている。白夜書房では社をあげて、きっこさんの個人情報を管理。担当編集者も携帯電話に連絡先を登録していない。「自分のパソコンにも情報は入っていない。記憶だけでやっている」状態だ。
きっこさんの“正体”に関する質問には「ノーコメント」とする担当編集者。だが、印象についてはこう語った。
「私と同じ目線で物事を見ているような気がします。年も近いですし。酒とつまみが好きで、同じ独身女。化粧品も好きで、レズっけがあるというわけではなく、かわいい女の子が好き」だそうなのだが…。
◆白夜書房担当編集者、死ぬ覚悟で作りました 「きっこの日記」の担当編集者・角田水紀さん(仮名)は、書籍化にあたって相当な覚悟を決めたという。
「死ぬ覚悟で作りました。遺書を書いて預けてあります。私は自殺するタイプではないので、自殺に見せかけて殺されたら、絶対調べてくださいね…」
まだ、大ブレークする前から「きっこの日記」を知っていたという角田さん。書籍化の依頼を出したが、一度は断られた。その後、一読者としてきっこさんとメールのやりとりを開始。主な話題はパチンコだったという。
書籍化にあたっては大手出版社を始め、30〜40社がきっこさんにオファーを出した。白夜書房よりも、はるかに高い印税率を提示した出版社もあったという。
角田さんは「なぜ、選んでくれたか、教えてほしいくらい。文中の名前をイニシャルにしたいという出版社もあったようですが、私は裏がとれている限り、伏せ字にする必要はないと言いました」と話している。なお、書籍では、これまでの日記をリニューアルし、新たに書き下ろしのエッセーも加えられている。
(2006年10月8日06時00分 スポーツ報知)
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