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2006年10月7日発行
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JMM [Japan Mail Media] No.395 Saturday Edition
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http://ryumurakami.jmm.co.jp/
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▼INDEX▼
■ 『from 911/USAレポート』第271回
「危機に出口はあるのか」
■ 冷泉彰彦 :作家(米国ニュージャージー州在住)
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■ 『from 911/USAレポート』第271回
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「危機に出口はあるのか」
ワシントンポスト記者のボブ・ウッドワードの新作 "State of Denial"は10月3
日の月曜日に発売になると(一部早売りもあったようですが)同時に大変なベストセ
ラーになっています。ちなみに、この本のタイトルですが、ウッドワードによれば最
初は「アメリカの危機」という題名だったそうなのですが、最終的により強いメッセ
ージをということでこちらに決まったのだといいます。
そのタイトルですが、ステートとは「国家」という意味と「声明」という意味が重
ねられていますし、デナイアルというのは「否定」とか「否認」ということですから
直訳は不可能です。先週の「追記」で使用した「事実を認めようとしない国」という
のがニュアンスとしてはまあ近いのでしょう。
さて、本の内容ですが大きな流れとしては、前の二作『ブッシュの戦争』と『攻撃
計画』と全く変わりません。ブッシュ政権内部の人間模様を膨大なインタビューに基
づいて記述する手法も同じなら、勿論登場人物も基本的には一緒です。副題に「ブッ
シュの戦争、第三部」と記されているのも自然に見えます。
では、この本は前二作の続編としてイラク戦争と戦況の悪化を書いているだけかと
いうと、必ずしもそうではありません。第一作の『ブッシュの戦争』では911のテ
ロ事件の発生から書き起こし、事件への対処としてアフガンの戦争へと向かった時期
が、第二作の『攻撃計画』では2001年11月の時点でイラク攻撃というアイディ
アが芽生えたことから始まって、実際のイラク攻撃の戦術的勝利までを書いています。
ところが、この "State of Denial"では、そのはるかに前、ブッシュが大統領選出馬
をすべきか悩んでいる時期から書き起こしているのです。
扱っている時間が広いというのには理由があります。本書の場合は前二作よりも
もっと大きなストーリーが浮かび上がるように書かれているのが特徴です。ストーリ
ーの第一は、ブッシュ(父)の外交政策とジョージ・W(現大統領)の外交政策の違
いは何かという疑問の提示です。例えば、1999年2月28日にブッシュ(父)は
第一次湾岸戦争を戦った将兵の会合に出席したのですが、その際に、「我々はミッ
ションを完遂していないじゃないですか」つまりクエートは取返したがサダムは逃し
たという質問に対してこう答えているのだそうです。
「諸君ならバグダッドへの進軍は簡単だったはずです。48時間もあれば十分でしょ
う。でも、その後に起きたであろうことを考えたことはありますか? 世界でもっと
も厳しい警護に守られている独裁者を追うために空しい市外ゲリラ戦が戦われる、そ
の中でわが軍の誰かが確実に生命を犠牲にすることになるんじゃありませんか? そ
うなればその米兵の犠牲というのは、完全に私の独断から来ることになるんじゃあり
ませんか? 国際法にも、そして私が宣言した政策からも完全に逸脱して、それでも
アメリカがマッチョだということを見せるべきだったというんですか? バグダッド
へ進軍するということは、我々が占領軍になるということですよ。誰も助けてくれな
い中で、アラブ国家の内部にアメリカ軍を送り込む、破滅的な事態は目に見えている
じゃないですか」
ウッドワードの引用はどうやらホンモノのようです。本の出版直後にブッシュ(父)
は自分がライス国務長官の能力に対して疑問を呈していると書かれた部分については
猛然と反論していますが、このスピーチに関しては何も言っていないからです。いず
れにしても、ブッシュ(父)あるいはその国務長官であったベーカーなどとは、ジョ
ージ・Wのイラク政策は大きく違う、そして現時点ではブッシュ(父)の1999年
における発言が正しかったことが証明されつつあるのではないか、そんな疑問を読者
に抱かせるような書き方がされているのです。
もう一つの大きなストーリーは、ラムズフェルド国務長官に関する評価です。大統
領選への出馬を考える中でスタッフ候補を集めていたブッシュが初めて会った時、ラ
ムズフェルドは大変な弁舌を張ってブッシュを圧倒したのだ、ウッドワードはそんな
エピソードから書き起こしています。「国防長官の仕事は、片手に最新の電子機器を
持ち、もう一つの手でその機械の電源コードを持って、コンセントはどこかを探し回
るようなもんです」そうラムズフェルドは言って、適切な装備を持ち、その装備が効
果を発揮するような現場と組み合わせれば米軍のパワーは最大になるということを力
説したのだそうです。
テキサス州知事であったジョージ・Wは、このコメントに感動して以降はラムズ
フェルドの政策を100%信頼するに至ります。そのラムズフェルドは国防長官に就
任すると、軍内部の指揮命令系統に潜む官僚主義と戦い、更にはCIAの秘密主義と
も戦いながら、ハイテク軍事革命と全軍のフォーメーションの合理化に突き進むので
す。
ブッシュ政権初期の軍事外交面でのトラブルも、ウッドワードの描くラムズフェル
ドの視点からは、全く別の様相に書かれています。例えば、偵察機の中国領空での接
触事故と海南島への不時着事件などは、ラムズフェルドからは「軍事機密の集積であ
る偵察機がどうしておめおめと敵国に不時着したのか? 誰がそんなバカなことを許
可したのか?」ということになるのです。また日本の練習船「えひめ丸」を沈没させ
た原潜グリーンビルの事故も、単なる一事件ではなく、軍紀の緩みの象徴として、つ
まりは改革のきっかけの一つとして捉えられているのです。
ある意味で「父を越えたい」とまでではなくても、「父の政権との違いを出したい」
という思いの強いジョージ・Wと、軍の指揮命令系統を国防長官に一本化する中でハ
イテク軍事革命に突っ走るラムズフェルドという組み合わせが、ブッシュ(父)の判
断を覆すようにバグダッド進軍へと、そしてその後の泥沼へとアメリカを追いやった、
ストーリーとしてはそうした構図が意図されているように思います。
とにかく本としては大変な話題になっています。「出版社と相談して、とにかく選
挙での国民の選択に役立つようこの時期に出版しました」TVではウッドワード本人
はこう胸を張っていることですし、中間選挙への影響は無視できないでしょう。本の
中でもう一つ、話題になっているのは、ライス国務長官がアルカイダの米国本土テロ
の警告について911の直前にテネットCIA長官が行ったブリーフィングを無視し
たという点です。
ライス長官は、当初は「そんなミーティングはなかった」と否定し、次には「ミー
ティングはあったが国内テロではなく海外の問題がテーマだった」と言い逃れ、最後
にやっとそうした警告があったことを認めるなど、対応が二転三転したために、政治
的にはダメージを受けています。
一方で、共和党側の反応ですが、元下院議員で今はMSNBCのキャスターを務め
ているチャック・スカボローなどは「我々共和党員は元々ウッドワードのことは信用
していなかったんですよ」と強気な姿勢を見せていましたが、裏を返せば前の二作の
時は重心を低くして「歴史的記録」を綴り、今回は「国民の選択のために」とストレ
ートな記述に変えてきたウッドワードの術中にはまっていることを告白しているよう
なものでしょう。
今週の共和党はもう一つ大きな爆弾を抱えてしまいました。それはフォーリー下院
議員のEメールスキャンダル問題です。マーク・フォーリー下院議員(共和党、フロ
リダ州選出、当選6回)が、一種の「出会い系」的なサイトに出入りしており、未成
年者に対して性的なメッセージを送ったことが明らかになり、本人は直ちに議員を辞
職しました。
近年、子供を相手に善人を装い、巧みに相手に裸の写真を送信させるなどの行為が
ネット上で横行しており、被害に遭うことが問題になっていました。フォーリー議員
は告発者として、被害者を議会に呼んで証言させ、こうした行為の撲滅キャンペーン
に参加していたのですが、その本人が弁明のしようのないいかがわしいメッセージを
子供に送っていたのです。
ただ、フォーリー議員本人は事実が露見すると、すぐに議員を辞職したばかりか、
そうした性癖の遠因としては自身が少年時代に性的な虐待を受けていたことがある、
というような声明を出して漠然とではありますが、社会的制裁を済ませたような格好
になっています。
問題は共和党内の対応でした。フォーリー議員が性的な問題行動に関係していると
いう情報を、共和党の中枢、特にハスタート現下院議長のスタッフが把握していたの
ではないかという疑惑が持ち上がったのです。まず3年前に知っていたのでは、とい
う疑いが出て、更に別の情報では11年前から察知していたというのです。こうした
情報が正しいとすると、共和党の中枢は長期にわたってフォーリー議員をかばい続け
たということになるのです。
この問題では、3年前であるとか、11年前であるとか情報が二転三転したり、ハ
スタート下院議長の答弁はあいまいなままで、いわゆる「危機管理」としては最悪の
事態が続きました。民主党側から「下院議長の辞職を」という声が高まると、共和党
の一部からは「今辞めなくたって、11月になればどうせナンシー・ペロシ(民主党
の下院院内総務)が下院議長になるんだから」という投げやりな声も聞こえて来る始
末です。
結果的に「ダメージコントロール」の算盤をはじいた結果、ハスタート下院議長は
5日になって陳謝の会見を行いましたが、下院議長の職には止まることになりました。
こうした形で共和党が混迷する中、2004年の選挙ではブッシュの勝因の大きな要
素と言われた宗教保守派の中では、冷ややかな見方が増えているようです。TVの報
道によれば、ブッシュ大統領自身が所属している福音派教会では、11月の中間選挙
は「自主投票として選挙運動からは局外中立」という姿勢を打ち出しているというの
です。
フォーリー議員のスキャンダルが、ここまで大きな問題になったのには理由があり
ます。先週から今週にかけて、全米で二件の「学校への侵入乱射事件」があり、その
どちらも性的に異常な動機が絡んでいると見られるからです。
まず、コロラド州のベイリーという町で先週9月27日に起きた事件では、53歳
の男が女子生徒を何人か人質に取って立てこもり、警察が近づく中で人質の一人を射
殺、自分も銃で自殺しています。この事件では、生徒たちに性的な暴力を加えようと
して果たせず、銃撃に至ったという見方があります。
また、今週の月曜日10月2日にはペンシルベニア州のニッケルマインという町で、
アーミッシュというドイツ系キリスト教徒の宗教学校に男が乱入し、女子生徒を人質
に立てこもったばかりか、処刑形式で多くの子供に銃弾を浴びせ現時点では五人の死
亡が確認されています。こちらでも犯人は現場で自殺しています。
アーミッシュといえば、少し以前の作品ですが、ハリソン・フォードが主演した映
画『刑事ジョン・ブック、目撃者(原題は "Witness")』(ピーター・ワイヤー監督)
で有名ですが、厳格なプロテスタントの教えを守り、電気や自動車などの近代文明を
否定し、農業を中心に質素な生活を続けているグループです。男性は黒い山高帽に白
いシャツ、サスペンダーで吊るした黒いズボン、女性は白い作業ドレスを着て本当に
静かな生活を守っている姿は有名です。
そのアーミッシュの宗教学校に非アーミッシュの男が乱入して流血の惨事が起きた
というので、全国のTVが現地には殺到しています。ところが、各局のキャスターが
口を揃えて言うのには「ここには怒りや報復のムードはまるでなく、静か」なのだそ
うです。ワイヤー監督が映画の中でも描いているように、徹底した非暴力主義が生き
ていて、それが信仰と深く結びついているためなのだそうですが、NBCのアン・カ
リーをはじめ、各キャスターは「一方的に悪質な犯罪の被害に遭ったのにどうして怒
らないのか? なぜ赦し(forgiveness)を口にするのか?」と最初は困惑の表情が
明らかでした。
ですが、凶行から2日後になって分かったのですが、アーミッシュの長老は「加害
者の家族のために祈れ」ということを最優先に活動しているというのです。アーミッ
シュ長老のウェス・ヨーダ氏はTVの取材に対して、「全国から送られた弔意には感
謝しますが、我々への弔意ではなく加害者の家族のために祈って欲しい」というメッ
セージを発信しています。そして凶行の当日の晩に、アーミッシュの年長の婦人グル
ープが加害者の家を密かに訪れて夫が、そして父親が「殺人犯として自殺した」こと
で衝撃の中にあった家族に対して「赦し」のメッセージを伝えているのだそうです。
また別の長老は「人間が悪意の犠牲になることは、残念だが根絶はできない。なら
ば、憎しみとともに生きるよりも、死を受け入れ、死もまた人生の一部として生きて
ゆくしかない」という言い方もしていました。
ただ、アーミーッシュの方はそれなりに計算をしているようで、今回の惨事につい
ては、この「赦し」のメッセージを外部世界に伝えることだけはこだわっているもの
の、取材の入るような被害者の追悼行事には独特の衣装を着ないことで「異様なイメ
ージ」を持たれないよう工夫したり、また全体として取材には積極的に応対するよう
にしているようです。
その甲斐もあってでしょうか。各局の報道姿勢はアーミッシュに対して好意的です。
そもそもが宗教的に異端であったために19世紀のヨーロッパで迫害を受け、それが
アメリカの中でも特に「信教の絶対的自由」を謳っていたペンシルベニアに安住の地
を得ているのが彼等です。一般のアメリカ人は、勿論アーミッシュに憧れたりはしま
せんが、ワイヤー監督の映画は有名ですし、アーミッシュの居住区は観光地としてた
いへんに人気があり、漠然とした好意は持っているのです。
5日の木曜日には、亡くなった女の子たちの葬儀がありました。葬儀といっても質
素なもので、供花や賛美歌などの演出は一切ない禁欲的なものだったそうです。亡く
なった子供には、住民たちが手作りで縫い上げた純白のドレスが着せられ、馬車に
乗った葬列が静かに村を過ぎていく光景には凛とした静けさがあったそうです。
報道によれば、この葬列は墓地に向かう途中で加害者宅の近くを迂回して、改めて
「赦し」の姿勢を示したというのですから徹底しています。そればかりか加害者の妻
を葬儀に招いてもいるのです。彼女は結局出席しませんでしたが、親族が会見に応じ
ていて「葬儀へ招待されたということの真意は本人にも伝わっています。でも、とに
かく残された3人の子供たちと一緒にいることで必死なので出席はご遠慮したい、そ
う言っています」というコメントが発表されています。
この報道に関しては、間接的ながら被害者側の「赦し」が加害者側に届いている、
完全ではありませんが、そんな印象があります。アーミッシュが現代社会の「被害者
の正義」という思想に挑戦するかのような「赦し」の思想を身体で張って訴えている、
それが困惑とともにではあるものの受け入れられてきているのです。それは、911
以降のアメリカ世論に見られた「頭に血が上った」状態が、少し緩んできたというこ
となのかもしれません。同じような宗教的な異端であっても、狂信とそうでないもの
の見極めが少しは出来るようになってきたのかも知れません。
僅かではありますが、国際情勢に対するアメリカでの議論にも冷静さが出てきてい
ます。中東では例えばパレスチナで、ファターハとハマスの内部抗争が流血の惨事に
まで発展しました。ですが、このプロセスを乗り越えることで、何とか中東和平を前
進させることはできないものだろうか。そうして中東全体の対立エネルギーを減らす
ことで、イラクの今後に関しての道筋を付けることができないものだろうか。5日朝
のラジオショー「アイマス」に出演したベーカー元国務長官はそんな内容の発言をし
ています。
またイラクで国選弁護人のような立場で、サダム・フセインの弁護を行っているア
メリカのラムゼー・クラーク元司法長官は、サダムを死刑にするようなことになれば、
地域は益々渾沌とした状態になるという声明を発表しています。また北朝鮮が「核実
験」を行うと宣言している問題に関しては、アメリカは勿論ボルトン国連大使を中心
に簡単には直接対話を受け入れない構えを崩してはいませんが、中国との連携などに
は以前と比較して一層の現実感覚が見られます。
アーミッシュの「赦し」をアメリカの世論が戸惑いながら受け入れつつあるとして、
それが直接的に国際紛争の和解へというような動きになるとは簡単には言えないで
しょう。ですが、対立のエネルギーを緩和して行くこと、憎悪の応酬ではなく寛容や
赦しの思想を導入すること、立場にこだわるのではなく事実を見つめることが、危機
の出口を見つけるためには必要だとすれば、その長い「癒し」の過程にアメリカは入
りつつある、そんな僅かな希望は感じられるのです。
ウッドワードの著作も、政治的にブッシュ政権にダメージを与えようというよりも、
アメリカ人に対してひたすらに事実を直視するよう訴えている、そう受け止めるのが
正当なのではないでしょうか。
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『ブッシュの戦争』ボブ・ウッドワード著/伏見威蕃訳/日本経済新聞社
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『攻撃計画』ボブ・ウッドワード著/伏見威蕃訳/日本経済新聞社
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『State of Denial: Bush at War, Part III 』Bob Woodward/Simon & Schuster
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冷泉彰彦(れいぜい・あきひこ)
作家。ニュージャージー州在住。1959年東京生まれ。東京大学文学部、コロンビア大
学大学院(修士)卒。著書に『9・11 あの日からアメリカ人の心はどう変わった
か』『メジャーリーグの愛され方』。訳書に『チャター』がある。
最新刊『「関係の空気」「場の空気」』(講談社現代新書)
<http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498444/jmm05-22>
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JMM [Japan Mail Media] No.395 Saturday Edition
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【発行】 有限会社 村上龍事務所
【編集】 村上龍
【発行部数】128,653部
【WEB】 <http://ryumurakami.jmm.co.jp/>
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